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エガン・ベルナルはいつ、タデイ・ポガチャルと戦うのか?

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PexelsのTony Schnaglによる写真
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現代のトップライダーの一人であるエガン・ベルナル。

2021ジロ・デ・イタリア総合優勝を決め、ブエルタも狙っていたが、コロナの後遺症もあるのか100%の状態でブエルタで戦えていない。

ベルナルは、月曜日のメディア会見で、ライバルであるタデイ・ポガチャルとの迫りくる対決について答えている。

また、残るブエルタでの展望についても語っているので聞いてみよう。

 

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5回の直接対決

 

これまで、エガン・ベルナルとタデイ・ポガチャルは5回の直接対決をしている。2019クラシカ・サンセバスティアンでは、二人ともリタイヤ。

2020クリテリウム・デュ・ドーフィネでは、エガン・ベルナルは初めて背中の問題を明らかにしてリタイヤ。ポガチャルは総合10位。

 

続く、2020ツール・ド・フランスで、エガン・ベルナルはリタイヤ。タデイ・ポガチャルが総合優勝を飾る。

2021ストラーデビアンケでは、ベルナル4位、ポガチャル7位。1週間後のティレーノ〜アドリアティコ では、ポガチャルが総合優勝し、ベルナルは4位となっている。

二人が、ガチンコで山岳で勝負したという場面は記憶にない。プロトンで最も優秀なライダーであるにも関わらず、二人はあまり頻繁にレースで対決していない。

 

月曜日のマスコミの質問で、2022ツール・ド・フランスでタデイ・ポガチャルと戦いますかという質問に対してベルナルは

私にとって、それはツールだけではない。1年に3回のグランドツアーがあり、毎年ツールを行う必要はない。

たとえば、今年はジロ・ブエルタを走ったが、来年はコースがカレンダーでどのように決定されるかによって異なる。

まあ、そりゃあ、そうだろう。TTの長さや、山岳の難易度によっても目指すレースは変わってくる。

2022年ツールで、ベルナル、ポガチャル、プリモッシュ・ログリッチの3人が戦うことになるのかは、まだわからないということだ。ファンは3人の戦いを見たいと思っているのは山々なんだけど。

だが、ベルナルの場合には、背中の問題が完全に解決されているのかも課題となる。

 

苦しみながらブエルタを楽しむ

 

ブエルタ第15ステージを終わって、ベルナル総合7位、アダム・イェーツ総合8位と続いている。

チームは、リチャル・カラパスに続いて、ジョナタン・ナルバエスもリタイヤ。少ないメンバーでは、攻撃をするのも難しい。

二人は、毎ステージで話合っており、チームの利益のためにはお互いのチャンスを犠牲する準備が出来ている。

ベルナルのブエルタデビューでは、まだプリモッシュ・ログリッチと対決は出来ていない。だが、ベルナルは予想外の方法でレースを楽しんでいると言う。

 

楽しんでいるとは言い難いが、自分ではそう思っている。

最高の状態ではないときでも、非常に高いレベルで皆についていくことができた。私が自転車に乗るのが好きなのはこの時で、苦しんでも先頭に立ち、たとえ今は脚が良くなくても、(ゴールに)たどり着けることを証明したい。

ある意味、優勝したツールやジロよりも、このブエルタを楽しんでいる。

脚力があるときは、前に出るのは簡単だ。脚力がないときは、もっと計算して、もっと倹約して、頭を使わなければならない。

この意味で、私はより楽しんでいるし、多くのことを学んでいる。

出来ることを精一杯やるというシンプルな発想だ。ベストでレースに望むのは中々難しい。ブエルタの第3週には、勝負を決める重要な山岳ステージが二つ待っている。

ベルナルがベストでない状態で、どのように走るのか注目しておきたい。

 

 

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