マチュー・ファンデルプールはベルギーツアー第1ステージの残り88kmから攻撃を仕掛けた。
その後も2度目の逃げを作りだし、ボーナススプリントで8秒を獲得。残り2.5kmで捕まったのに最後はジャスパー・フィリップセンのレッドカーペットをゴール手前100mまで行った。
通常のライダーでは考えられないスーパーな働きだ。
キラーの存在
残り88kmで、ジャスパー・フィリップセンとマチュー・ファンデルプール、ジャンニ・フェルメルシュは攻撃を開始。10kmに渡って逃げ続けた。
結局、マチュー・ファンデルプールは、2度アタック。最後は上記のように、ゴー手前100mまでリードアウトしている。あれだけ逃げて、最後に勝利の仕上げもしてしまうとは~。
最初に言っておくが、ゴールまで88kmでアタックするというのは私の考えではなかった。
そうですね、私を説得するのは難しいことではない。チームは少し早くレースを難しくしたいと考えている。ジャスパーは他のスプリンターよりもタフなレースにうまく対処できる。
我々がわずか4名で抜け出したことが残念であり、そのうち3名は我々のチームメイトだった。もっと大きなグループだったらもっと前進できたかも知れない。
最後のリードアウトだけでなく、試合を通してリードアウトとしての役割も果たしてましたね。
長時間アタックを続けたが、一日中良い気分だった。目標はゴールデンキロまで続けることだった。
そこで8秒のボーナス秒を獲得することができた。次に、ジャスパーにすべてを置く。それはうまくいった。
先週土曜日のドワーズ・ドア・ヘット・ハーゲラントでは、ゴールまで20kmのところでパンクし、結局3台のバイクにまたがるまで、勝利を目指してましたが。それと比べるとどう?
ハーゲラントでの5日前よりも、ここでの自分の調子がすでに良くなっていることに気づいた。本当にスーパーになるには、数レース必要なことがよくある。
今日のような日こそ、私がスイスではなくここにいる理由なんだ。順調に回復し、今後数日のうちに他のステージでも魅力的なレースができることを願っている。
当初は、ツール・ド・フランスに向けてツール・ド・スイスに乗る予定でしたが、土壇場でハーゲランとベルギーツアーを選択することが決定してますね。これはジャスパーとのスプリントを完成させるのため?
何かを始めるときにそれをカウントしたいんだ。ジャスパーがチームに加わった当初、私たちはまだそれほど多くの接触を持っていなかった。
さらにいくつかのレースを一緒に走り、一緒にロードに出かけることで、私たちは友達になった。
私たちはいつも一緒に楽しい時間を過ごしている。しかし、レースを完走してくれるスプリンターがいると分かっているときは、レース中にこれらすべての作業を行うのも良いことだ。
ジャスパーはいずれにせよ、スプリンターのトップ5に属しているが、彼が優れているのは、厳しいレースをうまく乗り切ることができることなんだ。
彼は他の選手よりも少し強いので、少しだけ新鮮な気持ちでスプリントを始めることができる。
すでにチームはフィリップセンや、勝てるライダーがどんどん出てきてますね。
私たちがチームとともに旅を始めたとき、それが私たちが目指していた目標でもあった。自分がどこでも主役にはなれないということ。また、このようなキラーが後ろにいると、レースを完走するのも簡単になる。
ジャスパー・フィリップセンとマチュー・ファンデルプールのスーパーデュオは完成形に近づきつつあり、ツール・ド・フランスでも見せ場を作るのは間違いない。
ベルギーツアーでも、それをまた再現して見せてくれるはずだ。二人がマッチした時、誰も勝てるスプリンターはいない。
コメント
ステージレース初日からなんだかクラシックみたいなの戦い方ですね。
ジャスパーフィリップセンはトップスプリンターなのに厳しい戦いや、石畳での適正も強くて、サガンみたい。
サガンのためのボーラ大作戦を、マチューひとりでジャスパー大作戦やってるみたいです笑
このふたりのファイターのレースはほんとにおもしろい。残りのステージとツールが楽しみです。
凄く面白いレースですね。さすがベルギーと言った感じ。
マチューも、しっかりとトレーニングしてきているので、パワー全開だし、Soudal – Quick Stepが、本当にタジタジですね。
ただ、3レースも重なっているとずっと見れないのが困りもの。YouTubeとかで、全編やってくれるとずらして見れるからいいんですけどね。今夜は4レース。ちょっと全部は見れないなあ~。