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2023 世界選手権ロードでレムコ・エヴェネプールとタデイ・ポガチャルが有利な理由とは?

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UnsplashDen Harrsonが撮影した写真
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グラスゴーのコースについて選手からは不満の声も上がっている様子。

あまりもコーナーが多く、狭い箇所もあり、雨が降ると滑りやすい。ポジショニングを誤ると前に出れないコースでもある。

コーナーからの立ち上がり、急坂でのダッシュなどエネルギーを大量に必要とするコースだ。これについて、面白い内容の記事があったので紹介。

 

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エネルギー消費量

 

今回のコースはクラシックハンターに有利と思われている。だが、獲得標高は3,570mもあり、距離も270kmと長い。

後半の10周の周回コースでは全く気の抜けない走りとなる。当然、後ろのサポートカーに戻ってボトルを補給するとか出来ない。

補給も大切な要因となる。それと根本的な問題で体重が大きく関係してくるという。

  • レムコ・エヴェネプール 61kg
  • タデイ・ポガチャル 66kg
  • ワウト・ファンアールト 78kg
  • マチュー・ファンデルプール 75kg

 

ライダーの体重が軽いほど、坂道を登るために必要なワット数は少なくなる。消費する必要があるエネルギーも少なくなる。

レースが長く続くほど消費量は多くなり、したがって体重の軽いライダーと比較的重いライダーの間では消費量にも差が生じる。

マチュー・ファンデルプールやワウト・ファンアールトのような筋肉量が多いライダーは、より多くの炭水化物を消費する。

スタート前に補給しておくことも重要だが、レース中も取らないいけない。ただ、このグラスゴーのコースではゆっくりと補給する暇もないのだ。

今回、ボトル給水地点は、セントビンセント通りの 0km地点の直後、もう1つはカテドラル通りの約 11km地点。ボトルを取り損ねたりすると大変なことになる。

補給はスタートから90km。その他もあるが、世界選手権では無線が使えないため、ライダーが十分に摂取しているかどうかもわからない。

エネルギーが切れたらおしまいなのだ。今回は、ポジショニング、補給、コーナーでの瞬発力、そして最も大切なのは、最後までエネルギーを切らさない補給にかかっていそうだ。

その点で、体重の軽い二人はエネルギー消費の点で有利に働く。果たして結果はどうなるのか、楽しみだ。

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