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なんとエガン・ベルナルがツール・ド・フランスから撤退!

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Photo by Kelly Sikkema on Unsplash
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ツール第15ステージで大きく遅れたエガン・ベルナル。

一日中背中の痛みに悩まされ、最後の登りでは膝まで痛みが出ていたと言う。

無理しなければ良いけどなあ~、と思っていたらやっぱり第17ステージを走ることなくリタイヤとなってしまった。

 

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回復に専念

 

エガン・ベルナルの背中の痛みはツール前から始まっている。 クリテリウム・デュ・ドーフィネの第4ステージは走ることなくリタイヤ。

 

 

ツールの中でも、調子の良さは全く見えていない。

しかもツール第6ステージでは、登りゴールの手前で、ベルナルがミカウ・クウィアトコウスキーに向かって「簡単に」と叫んでいる。

普通ならばスパートする場面で、緩めてくれと言うのは身体がすでに悲鳴を上げつつあったということだろう。

 

今年のツールは例年に比べてペースが速い。これは登りだけに限ったことでなく、平地も速い。それはグリーンジャージ争いでBORAがサム・ベネットを登りで追い落すためでもある。

つまり、休憩できるステージがほとんどなかったこともベルナルには逆風となる。

山岳ステージもブルエタ並みにきつく、第1週から山岳が連続しては回復する暇もないだろう。

エガン・ベルナルはひとまず回復するために休養となる予定。ブエルタ出場とかの話は全く出ていない。後1か月あるが、完全に回復していないならば出場するべきではないだろう。

こうなってくると、メンバー選出が正しかったのか疑問になるのも当然だ。背中の痛みがあるとわかっておきながら、一人だけのリーダーとしたのは何故だったのか?

結果的に負担を一人に押し付けてしまった。見通しが甘かったと言わざるを得ない。

 

イネオスの残りのステージは、ステージ優勝を狙うことになる。だが、すでにリチャル・カラパスとパヴェル・シヴァコフは第16ステージで逃げに乗っている。

残るメンバーとしてはミカウ・クウィアトコウスキーか?

 

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