リゴベルト・ウランが今季限りでプロサイクリストを引退する。
EF Education-EasyPostの公式サイトでは、リゴベルト・ウランの功績、コメントについて掲載されている。
Instagramのフォロワー数は、230万人を越えるコロンビアの英雄だ。
引退はオリンピック後に
サイクリストとして、もうこれで終わりだと言う時が来たと思う。この決断に至るまでには長い時間がかかった。本当は怖いんだ。自転車は僕に人生のすべてを与えてくれた。
ほぼ23年間、私は起きて朝食を食べ、そして自転車に乗った。私はチームの一員として、世界最大のレースに連れて行ってもらった。今、それが終わろうとしている。
しかし、その前に2024年シーズンだ。楽しみながら、レースでベストを尽くし、すべてのレースを最後のレースのつもりで走りたい。
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リゴベルト・ウランは、2006年にTenax – Salmilanoでキャリアをスタート。2011年から2013年までTeam SKYに所属。
2014年から2年間Etixx – Quick-Stepで走り、2014ジロ・デ・イタリアでは4日間マリアローザを着用。総合2位となっている。
2016年からCannondale-Drapac Pro Cycling Teamに移籍。2017年ツール・ド・フランスでは、優勝したクリス・フルーム(当時Team SKY)にわずか59秒遅れの総合2位を獲得。
その後も、グランドツアーとクラシックでさまざまなトップ10と表彰台を獲得している。
ウランは、2019ブエルタ・ア・エスパーニャで左鎖骨、肩甲骨、肋骨、いくつかの椎骨壊したひどいクラッシュからリハビリを受けて回復している。
この時には、引退も考えていたという。
ケガから復帰した2020ツール総合8位。2021ツール総合10位。2022ツールでは総合25位と順位を落としたが、続くブエルタでは総合9位。
2022シーズンも、チームではニールソン・ポーレス、アンドレア・ピッコロに続いてUCIポイントを獲得している。
2023年シーズンは、リチャル・カラパスのアシストとしてチームに残留。ボルタ・ア・カタルーニャ総合10位、ツール・ド・スイス総合6位と力を発揮している。
ウランは自転車競技のキャリアを終えても、やることはたくさんある。コロンビアの国民的英雄である彼は、自身のアパレルブランドを持っている。いくつかのレストランを経営し、数多くのグランフォンド・イベントをオーガナイズしている。
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