土曜日のベルギーでのカスティールクロス(Kasteelcross)に続いて、日曜日にワールドカップ第9戦ホーヘルハイデ(Hoogerheide)が行われた。
前日優勝のマチュー・ファンデルプールと2位のワウト・ファンアールトも連続で出場。
高速コースで路面状態も良い
カスティールクロスのコースは前日の雨で、水たまりや泥があるコースだったが、今回のホーヘルハイデ(Hoogerheide)のコースは綺麗なコース。ライダーのバイク交換もほとんど行われなかった。
オランダの北ブラバンド州で行われるレースはコンディションの良い状態で行われた。
女子も見ていたのですが、ゴール手前のキャンパー部分で先頭を走っていたAlpecin-Fenixのセイリン・デルカルメンアルバラードがこけてしまう。
チェーンも脱落してしまい、なんと5位に転落してしまうというハプニングも。Alpecin-Fenixの男女アベック制覇はならず~。
先頭から飛び出したのはマチュー・ファンデルプール。2列目スタートだけれども関係なしですね。
この時点ではワウト・ファンアールトの姿は全く見えない。ランキングが低いので、かなり後方からのスタートなので。
マチューの飛び出しに唯一ついていけたのはトーン・アールツ。真後ろにつけてプレッシャーをかける。
2周目に入り、マチュー・ファンデルプールは徐々に後退。変わってワウト・ファンアールトは15番手当たりから、少しずつ順位をあげて5位までジャンプアップ。
先頭は、目まぐるしく変わる。後続からも追いつくメンバーで集団は膨れ、マチュー・ファンデルプールは11位まで順位を落とす。
調子が悪い? と、思ったのは私だけだったようで、休んでいただけですね。マチュー・ファンデルプールがアタックをかけると、一気に後ろを突きはなす。
7周目のアベレージは、これまで1周26キロ台だったペースが27キロまで一気に上がった。いかに、マチュー・ファンデルプールが力を抜いて走っていたか…..
後ろは、ワールドカップランキング1位のトーン・アールツとエリ・イーゼルビットのランデブー。トーン・アールツは12月のあばら骨骨折が完全に癒えたのだろう。かなり好調な感じ。
ワウト・ファンアールトはその後ろの第3集団の中。ラスト1周のフニッシュ地点の舗装路でアタックをかけて集団トップの4位で走る。
最終的な順位は、エリ・イーゼルビットをアタックで振り切ったトーン・アールツが2位。ワウト・ファンアールトは8位だった。
ワウト・ファンアールトもかなり戻してきているが、まだトップレベルまでは復調していない。
1週間後には世界選手権が開催される。ワウト・ファンアールトは後方スタートとなるので厳しい戦いだろう。
連覇をかけるマチュー・ファンデルプールにストップかけることが出来るライダーは現れるだろうか?
こちらはフル動画
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