ワールドカップ第6戦UCIシクロクロスワールドカップはナミュールで行われたが雨でドロドロの展開。
小さな巨人、エリ・イーゼルビットも寒さのためにリタイヤするというほどの悪天候だった。
皆さんも経験があると思いますが、冬の雪の中とか雨の中では走っていても全く温まらないことが良くありますよね。
ましてや、選手は薄着のレースジャージで走っているので雨が浸透したら暖まりようがない。
とても厳しいレースだった。
UCI Cyclocross World Cup – Namur
ライブ配信があったので、見られた方も多くおられると思いますが、まあ下りとかひどかったですねえ~。
下のツイートの上の写真では、1周目かな。最初からマチュー・ファンデルプールとベルギーチャンピオンのトーン・アールツのランデブー走行。
— Peter de Brock (@peedebe) December 22, 2019
同じ場所で、多くの選手が転倒していて何人もこけている。まあ、当たり前ですよね~。走ったままクリアー出来る人がうますぎる!
ドロドロで見えなかったけどこんな感じのコース。階段状になっている所を走らせていた模様。これについては、コースに対する批判があったようだ。
元々、ひどい状態の所を走るんだから、そりゃあ難しいし、こけちゃいますよね~。実際に映像でも何人もこけてた。
Namur World Cup as a spectator – absolutely crazy to watch, everyone was hanging, brutal conditions and an epic battle. pic.twitter.com/fdQVXRJpqt
— Cameron Mason (@camerooney_) December 22, 2019
走る時には、上のツイートのようにドロドロの状態。
マチュー・ファンデルプールはスタートして2周目でトップに立ってから、後ろを引き離しにかかるのだけれども、一人になっても足を外してカーブを曲がるほど路面に足を取られる。
2周目は逆にトーン・アールツが先頭に。
しばらく、アールツが先頭を走っていたが4周目の登りで満を持してマチュー・ファンデルプールが先頭に躍り出る。
6周目に、マチューが下りカーブで足を外して転倒を避けると、そのわずかなミスでアールツが先行するが、カーブで落車してしまいすぐに追いつかれてしまう。
マチューがピットでバイク交換していると、そのスキに今度はトーン・アールツが先行。目まぐるしく先頭が入れ替わるデットヒートだ。
マチュー・ファンデルプールの後ろにトーン・アールツが続いているが、アールツはラスト周回で転倒。
あばら骨を打撲。骨折はしてないようですが痛みがあるようでヒビくらいは入っているかもしれない。
その状態でも走り切って2位は確保したが、あきらかに精彩を欠いた走りでなんとかゴールとなった。
トーン・アールツはあばら骨を4本骨折。だが、次のレースも出るらしい。大丈夫なのか?
ラスト2周のスタートゴール地点では、17秒差をつけており好調だっただけに残念な結果となってしまう。
木曜日にもレースがあるようで走れるのか心配な状態だ。
マチュー・ファンデルプールもパンクしてタイムを失ったのだけれども、なんとか後続を引き離してゴール。
非常に技術的で、泥で覆われた石がたくさんあったので、パンクしたのは驚くことではない。
そこで時間と体力を失ったが、トーン・アールツのエラーのためにコースに留まることが出来た。
あまりにも、寒くてヨークシャーの世界選手権を思い出してしまったというほどだったようだ。
それでも、勝ってしまうのだから凄いけど。
おまけ
下りでこけてしまったトム・ピドコックのサドルは折れてた!
どうやって帰ってきたのかな?? ちみなみに彼は4位
@Tompid do you want the saddle back?! pic.twitter.com/rMQ2iBCULY
— David Mair (@DavidMair4) December 22, 2019
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