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ティシュ・ベノートが契約破棄してTeam Jumbo-Vismaに移籍

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チームとの亀裂が報じられて、Team DSMから契約破棄して離脱すると噂されていたティシュ・ベノート。

 

 

ティシュ・ベノートは、Team DSMとの2022年までの契約を破棄して、Team Jumbo-Vismaに移籍する。

 

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2年契約

 

ティシュ・ベノートと言えば、やはり有名なのは2018年のストラーデビアンケでの勝利。

それ以来、2019デンマークツアー、2020パリ~ニースでもステージ優勝を上げている。Team Jumbo-Vismaと言えば、ワウト・ファンアールトを筆頭にクラシックにも力を入れている。

ティシュ・ベノートの加入で、クラシック班の強化、またグランドツアーでも重要な場面でエースをアシストすることになるだろう。

2020年パリ~ニースでも、マキシミリアン・シャフマンと最後まで総合優勝を争ったのは記憶に新しい。1週間程度のステージレースではエースを任されることもあるはずだ。

Team Jumbo-Vismaにとっては、大きな補強となる。

 

Team DSMは主要選手が去る

昨年の夏には、ベノートとチームの経営陣の間にすでに問題があり、指導方法について論争があったようだ。

チームを去るメンバーでは、様々な憶測がされている。チームを去るイラン・ファンアイルダーは、装備の選択やバイクの位置変更についてチームも揉めた。

さらにレース前に宿題を完了する必要性があり、厳格な規律について不満を言うライダーもいる。

ティシュ・ベノートの場合、何が問題だったのかは、いずれ本人が話す時がくるだろう。

 

これまで契約破棄してチームを去ったライダーは

  • マンセル・キッテル(2015)
  • ワレン・バルギル(2018)
  • エドワード・トゥーンス(2018)
  • トム・デュムラン(2019)
  • マイケル・マシューズ(2020)
  • マルク・ヒルシ(2021)

 

2022年に移籍するライダーは

 

上記に、ティシュ・ベノートも加わった。ニコラス・ロッシュは引退。彼の場合には、契約延長の話もなかったと。

マイケル・ストーラーやジェイ・ヒンドレーなど、これからチームを背負っていくライダーが去って行くのだから、チームの弱体化は避けられない。

ジョン・デゲンコルプは戻ってくるが、彼だけでは移籍の補充とはならない。

 

チームランキングは2020年の5位から、2021年は21位まで落ちてしまった。

来シーズン、ランキングが上がることは難しいだろう。そうなるとスポンサーも離れる可能性も出てくるのでは。少し、チームの運営方針などについて考える必要があるのではないかな。

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