2022年12月12日にAstana Qazaqstan Teamから解雇されたミゲルアンヘル・ロペスは、現在コロンビアのTeam Medellin – EPMで走っており勝利を重ねている。
ただ、ブエルタ・ア・サンファンを総合優勝してからは、プロレースには出場出来ておらず、2クラスのレースで勝利を重ねている。
だが、これもUCIによって暫定的な資格停止処分を受けたことで、レース出場は出来なくなりそうだ。
今後は
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— Team Medellín EPM (@team_medellin) July 25, 2023
国際自転車競技連合(UCI)は、国際検査機関(独立アンチ・ドーピング機関)の調査により、アンチ・ドーピング規則違反の可能性が指摘されたため、これを決定した。
UCIは、2022年ジロ・デ・イタリアまでの数週間、ミゲルアンヘル・ロペスが禁止薬物を所持・使用した可能性を疑っている。
最終決定まで、ミゲルアンヘル・ロペスは一時的に出場停止となった。
UCIの決定は、スペイン市民警備隊とスペインのアンチ・ドーピング組織CELADからの証拠に基づき、物議を醸した芸術家マルコス・メイナルに対するITAの最近の調査によって促されている。
ITAは世界アンチ・ドーピング計画(WADA)によって2018年に創設された独立したアンチ・ドーピング機関で、2021年1月1日からはUCIのアンチ・ドーピングプログラムの運営も担当している。
このような処置が出れば、ヨーロッパでのチーム探しは無理だろう。疑いが晴れるまでは、コロンビアで走り続けることになりそうだ。
ただ、それも出場停止となれば話は別だ。Team Medellin – EPMは、ロペスを見捨てないというが、果たしてどうなることか。
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