サガンの最後のツール・ド・フランスが終わった。
今大会での最高順位は第11ステージの8位。アタックを見たのは一回だけだった。
ただ、サガンは、その長く輝かしいキャリアの終盤を振り返り、自転車競技で証明するものは何も残っていないと語っている。
最後のツール
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サガンは、今シーズン限りでロードレースから引退し、来年のパリオリンピック山岳クロスカントリーレースに転向する。
サガンは、自身のInstagramで以下のように語る。
「昨日は自分にとって確かに感慨深い一日だった。
凱旋門の前で最後のライドをしたとき、パリに日が沈むと同時に、2012年に始まった@letourdefranceでの素晴らしい個人的な旅にも日が沈んだ。
このスポーツ最大のレースは、私に数え切れないほどの思い出と経験をもたらしてくれた。沿道やソーシャル・メディアでの一人ひとりからの応援や声援は、常にインスピレーションとモチベーションの源だった。
ツール・ド・フランスでの勝利という同じ目標を共有する何百人もの仲間たちとは、ライバルであると同時に友人でもあった。
前チーム、現チーム、チームメイト、スポンサー、マネージメント、そしてこれらすべてを可能にしてくれたスタッフに深く感謝したい。
ツール・ド・フランスに別れを告げるが、このレースは私の心の中で常に特別な位置を占めることでしょう。
メルシー・ツール！❤️❤️
今日は僕にとって忘れられない1日だった。」
証明するものは何もない
#TDF2023 pic.twitter.com/EJSkfUXmy9
— Team TotalEnergies (@TeamTotalEnrg) July 23, 2023
トップレベルのロードレースでの名声や金銭が不足するのではないですか?
名声は残ると思う。もう何かを証明する必要はない。
今回のレースでは、最高順位が8位。この結果については?
もう済んだことは仕方ない。自転車に乗りながらやってきたことは、人生の中でとてもいい時間だった。でも、いつかは誰もが終わらなければならない。
今こそ若い世代が責任を持ち、自分の役割を果たす時だ。私は自分の仕事をした。今は自分と家族のことに集中し、マウンテンバイクを楽しみたい。
オフロードへの進出がうまくいったら、次のステップに進むのですか?
始めたところで終りたい。マウンテンバイクはまだ1年残っているし、もしうまくいっても続けられるかどうかはまだわからない。もしダメなら、1年で辞める。疑問符が多い。
TotalEnergiesに移籍してからの勝利は2勝。だが、今年は2位が最高順位。キャリア121勝だが、今年は積み上げることが出来なかった。
TotalEnergiesとの契約は、2024年まで残っている。パリオリンピックには、TotalEnergiesから出場することになるのでは。
スロバキアから出場出来る参加枠を得るのは、今後の走りにかかっていそうだ。
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