Team Jumbo-Vismaは、次の2シーズンに向けて、2人のベテランライダーを獲得。
まずは、Cofidis, Solutions Créditsのクリストフ・ラポルト(28歳)。
そして、 Lotto Soudalから、トシュ・ファンデルサンド(30歳)を加えて強化。このペアは、クラシック・コアで重要な役割を果たすことが期待されている。
特に、クリストフ・ラポルトはキャリア通算20勝をあげており、クラシックのみならずスプリンターとしても期待される。
クリストフ・ラポルト
Welkom Tosh🇧🇪 & bienvenue Christophe🇫🇷
We are happy to welcome @Toshvds and @LAPORTEChristop in our team! Read more➡️ https://t.co/J849FdyRxc pic.twitter.com/HyJAObWzNg
— Team Jumbo-Visma cycling (@JumboVismaRoad) August 23, 2021
Cofidis, Solutions Créditsは、エリア・ヴィヴィアーニを移籍させて、ブライアン・コカールを獲得。
これで、チームは、ブライアン・コカールとクリストフ・ラポルトの2本立てのスプリンター態勢でいくのかと思っていた。
だが、まさかのクリストフ・ラポルトの放出とは~。
クリストフ・ラポルトは、2020年には開幕戦のブルルタ・ア・サンファン第1ステージでファンが出したボトルによる落車で骨折。半年以上レース出場が出来なかった。
結局、2020年は勝利をあげることは出来なかったが、2021年にはエトワール・ド・ベセージュの開幕戦で優勝。直近では、ツール・ド・リムザン第1ステージで勝利している。
ツール・ド・フランスでも第19ステージでは2位に入っており、トップ10フニッシュを3回果たしている。2014年にチームに入ってから、実に8年間コフィディス一筋だったのに移籍となるとは。
ただ、Team Jumbo-Vismaにとっては、とても大きな戦力補強だ。クリストフ・ラポルトは、スプリントだけでなく、クラシックにも強い。
2021ドワーズ・ドール・フラーンデレンではディラン・ファンバーレに次いで2位でゴールしている。
クリストフ・ラポルトは、ワウト・ファンアールトを中心としたクラシック班の一員として重要なキーマンになることが期待されている。
当然、短いステージレースでは、スプリンターとしても活躍するばずだ。
トシュ・ファンデルサンド
We’re going north! 🇳🇴
Our team for the #TourofNorway, which kicks off tomorrow! 👇 pic.twitter.com/kSZ5WNdhaL
— Lotto Soudal (@Lotto_Soudal) August 18, 2021
トッシュ・ファンデルサンドも Lotto Soudal一筋で、2012年から9年間チームに滞在した。
Lotto Soudalは、タイトルスボンサーのSoudalが2021年一杯で抜ける。
まあ、チーム事情もあまりよくないので、Team Jumbo-Vismaのようなチームがコンタクトを求めてきたら、長く躊躇する必要は全くない。
クラシックでは、ワウト・ファンアールトのアシストとして走ることを希望しており、彼の前を走ることが願いだ。
また、ディラン・フルーネウェーヘンのスプリントトレインの一員としても期待されている。ポジショニングの良い選手はチームでは重宝される。
なお、チームからは、ジョージ・ベネットがUAE Team Emiratesに。
クリストフ・フィングステンと、アントワン・トールクの2人は移籍先を探している。
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