世界王者タデイ・ポガチャルの2026年は、リラックスした雪山と、未だ手にしていないモニュメントへの野心と共に幕を開けた。
ポガチャルはパートナーのウルシガ・ジガードと共に、フランス・アルプスのスキーリゾート・イゾラ 2000でスキー休暇を楽しんだ。
ここは単なるリゾート地ではない。2024 ツール・ド・フランス第19ステージで彼が勝利を収めた場所であり、以前ジガートと共に高地トレーニングを行ったこともある二人にとって特別な場所なのだ。
スキー休暇
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「雪の中にいるのは楽しかった。でも、これからニコロ・ボニファツィオと一緒に日当たりの良い海岸で仕事に戻るよ」とコメントし、つかの間の休息を終えて本格的なトレーニングモードへ移行することを宣言していた。
ニコロ・ボニファツィオは、2018 クロアチアツアー第1ステージで優勝。
その時、タデイ・ポガチャルは、総合13位に新人賞3位。この時から新星がいると話題になっていたと。その後、予告なくタデイ・ポガチャルとよくあい、一緒に走ることが多いと語っている。
このレースには、日本人が多く参加していた。新城幸也、別府史之と計5人。こんな時代はもう来ないのかな~。
ミラノ~サンレモの偵察
タデイ・ポガチャルのStravaには驚くべきログがアップロードされた。 雪山から降りてきた彼は、イタリアのリグーリア海岸へ直行し、ミラノ〜サンレモの偵察を行っていた。
まあ、自宅からすぐにいけるのでトレーニングライドともいえるけど。アップロードされたデータは171kmに及び、勝負所となるポッジョも含まれている。
興味深いのは、彼がレースで登る側ではなく、通常は下りとして使われる側からポッジョを登り、サンレモのフィニッシュへ向かうルートを確認していた点。
彼は以前「ミラノ〜サンレモは自分を殺すほど難しいレースになるかもしれない」とジョークを飛ばしていた。
タデイ・ポガチャルがミラノ~サンレモで勝つには、単独で逃げて勝つしかないだろう。
その意味では2025 ミラノ~サンレモは作戦成功した年だったと言える。タデイ・ポガチャルについてこれたのはマチュー・ファンデルプールとフィリッポ・ガンナだけだったのだから。
チップレッサで9分を切って上がれるライダーは少ない。というかいないだろう。
2025年もマチュー・ファンデルプールがベストでなかったら、タデイ・ポガチャルについていけなかったはず。コンデションによっては、タデイ・ポガチャルが勝てる可能性は高いと思う。
最近Stravaへのアップロード頻度が減っているポガチャルだが、あえてこの偵察ログを公開したことは、世界中のライバルとファンに向けた「今年こそラ・プリマヴェーラを獲る」という強烈なメッセージなのかもしれない。









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