ボルタ・ア・カタルーニャでBORA-hansgroheのシアン・エイテブルックスは若干20歳ながら、チームメイトのジェイ・ヒンドレーについで総合9位でゴールしている。
シアン・エイテブルックスは、17歳の時にBORA-hansgroheと契約している金の卵だ。
シアン・エイテブルックスは、ボルタ・ア・カタルーニャでのSoudal – Quick Stepのチームの働きについて、最前列から見ており、その仕事ぶりに感銘している。
これは、Sporzaのデ・トリビューン(De Tribune)とのボットキャストで語られたものだ。
Soudal – Quick Stepの支配
ボルタ・ア・カタルーニャでは、レムコ・エヴェネプールとプリモッシュ・ログリッチが連日激しい戦いを繰り広げた。
誰が最強のチームだったかについては議論はあまりなかったが、Soudal – Quick Stepが最終ステージも支配していたのは間違いない。BORA-hansgroheのシアン・エイテブルックスは、そう個人的に感じている。
シアン・エイテブルックスは、ポットキャストでは今週の瞬間として彼らの集団パフォーマンスを選択している。
レムコ・エヴェネプールのチームについてどう思いましたか?
レムコのチームが前に出ているのを見れば、レースをコントロールしていたのは分かっていたはずだ。それは壮観で、まさか彼らがINEOSのシステムを真似して成功するとは思っていなかった。
最初に気づいたのは、第3ステージのラ・モリーナまでのステージだった。上り坂で、レムコ・エヴェネプールのアタックを開始するために、かなり激しいリードアウトを行った。
バルセロナの最終ステージでは、さらに壮観な光景を目にした。
爆発的な上り坂で、毎周、チームの誰かが完全に自分を犠牲にした。最後のイラン・ファンワイルダーから、レムコのアタックまで。本当に過酷だった。
チーム全体がジロに向けて作り上げていて、感動した。
Sporzaのコメンテーター、デ・トリビューンも次のように語っている。
チームもリーダーも、カタルーニャからまだ教訓を得る必要がある。
フランドルの春のクラシックでは、現在、パトリック・ルフェーブルのチームにとっては、事態が好ましくないが、レムコ・エヴェネプールを中心に作られたチームは好調だ。
大きなツアーでは、チームとしてトラブルに見舞われる日が必ずやってくる。3週間、すべてをコントロールすることは、どのチームにもできないことだ。チームとしてそれを尊重しなければならないし、確かに自分より先に進むことはできない。
ブエルタでは、レムコ・エヴェネプールは別の方法で獲得した。ジロはまた、チームにとって一種の試験となるだろう。
彼は常に総合を勝つべきだった。最終ステージでもう少し集中力を高め、それまでのロードでもう少し熱意を抑えることができれば良かった。それは事実だと思う。
決勝では、レムコは何度か失い、その結果、総合優勝も逃してしまった。それは経験だ。ログリッチは、最後の最後にボーナスセコンドをつかむためだけに、見守りながら待っていたのだ。
なによりも、ジロの教訓にしよう。
確かにプリモッシュ・ログリッチは、最後の総合優勝だけ見て戦っていた。勝つためには、それも必要なのだろうけれど、見ている側としては毎ステージ、チャレンジするレムコの走りはウェルカムだ。
そのためにも、Soudal – Quick Stepのチーム力もあげないといけない。レムコには、小さくまとまらないで、がむしゃらに奪い取ろうとする走りが出来る間は、そうして貰いたい。
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