25歳で自転車を始めたイモージェン・コッター(Imogen Cotter)は、3年で2021アイルランド選手権ロードチャンピオンとなった。
だが、スペインでのトレーニング中に車と正面衝突。膝蓋骨骨折、腕と手首の骨折という重症を負ってしまう。
事故からは復帰したが、ロードレースからの引退を報告している。その理由は、事故からの影響が非常に大きい。
追い越されるたびに
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インスタグラムでのコメントは
プロサイクリングからの引退を発表する時が来ました!この発表は、私の心の中にある幸せと平和の中で行います このプロセスを通して、@hesscyclingteamofficialがどれだけ理解し、親身になってくれたか、私はとても幸運でした – ありがとう
今シーズンが始まると、レースが私を幸せにしてくれなくなっていることに気づいた。多くのトレーニング・ライドがパニック発作の始まりを感じながら終わり、何度も追い越されそうになったあと、道端で泣いている自分に気づいた。
なぜこんな目に遭うのだろう? 2年前に死にかけたのは、この惑星で不幸を感じながら日々を過ごすためではなかった。人生は一度きりだ。そのとき、私は変化のときだと思った。
サイクリングは今でも大好きだし、これからも私の人生の大きな部分を占めるだろうとは思っているけれど、ここ数ヶ月は、自分が誇れるレベルでパフォーマンスを発揮するのは不可能に近いと感じていた。過去2年間の挫折とトラウマを乗り越え、サイクリングと人生に落ち着いて取り組む準備ができた ♀️
自転車競技の中で達成した多くのことを誇りに思っているが、この決断を下すために精神的に行ってきたハードワークは、最高のものに匹敵する。
ほとんどの人がキャリアを終えてしまうような状況からの反撃は、その次だ!クラッシュ前のパワーを取り戻すことは、多くの人が疑っていたことだが、私はそれを成し遂げた。レースから引退しても、私は止められない。
この2年間、特に私の味方でいてくれたすべての人に感謝してもしきれない。どんな目標にも(少々クレイジーでも)向かっていくよう励ましてくれた両親!
良い時も悪い時も支えてくれたフォロワーたち!最後になりましたが、この決断をする過程で私の支えとなり、いつも私の顔に笑顔を戻してくれた、私の愛しいユウリです。♥️
プロのプロトンから離れ、このバイクが私にどんな冒険をもたらしてくれるのか、楽しみだ ☺️
事故では、膝蓋骨にプレートと金属ネジを挿入され、前腕の外側と内側の骨にもプレートが挿入された。当時のスキャンでは「右膝には軟骨が残っていない」ことが判明し、傷を確実に治すために40本の金属ステープルも必要だったという。
事故後には、いつも黄色いセーフティベストを着てトレーニング。パワーは取り戻したけれど、パニック障害となっては道路で走り続けるのは難しい。
ドライバーのサイクリストに対するマナーは向上しておらず、彼女のように苦しんでいる人も多い。
だが、彼女は前向きだ。5月にはトライアスロンにチャレンジするという。10代のころからしているけれど、今回は膝の件もあるし走れるのかもわからないという。でも、やってしまうんでしょうね。
これからは、事故にあわないように願ってやまない。
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