2024 X²Oバドカマートロフェー第8戦ブリュッセル　シリーズ最終戦泥沼の勝者は?

X²Oバドカマートロフェーの最終戦。ブリュッセル大学の中で行われる。

女子は、フェム・ファンエンペルがシリーズ優勝を決めており出場はない。男子は、ラース・ファンデルハールのシリーズ優勝が懸かっている。

2年ぶりの出場で、前日の2024 Exact Cross第7戦セントニクラスで4位となった、トーン・アールツの走りが注目される。復帰第2戦だ。

 

第8戦ブリュッセル

 

ブリュッセル大学シクロクロスのスタート地点は、キャンパスを分ける道路。高速コースだが雨が降っているために滑りやすい。

 

女子エリート

スタート前。

 

手前は、レオニー・ベントベルド。

 

レオニー・ベントベルドがトップでスタート。

 

ルシンダ・ブランドは埋もれている。

 

レオニー・ベントベルドがリード。

 

ローラ・ベルドンショットが2位、ルシンダ・ブランドが3位に上がる。

 

どこでルシンダ・ブランドが前にくるか。

 

崖のような斜面でみんな苦労する。

 

後方では、マノン・バッカーが落車。

 

ここで、デニス・ベッセマが前に。

 

デニス・ベッセマが大きくリード。

 

2位以下は混戦に。

 

デニス・ベッセマのリードは続く。

 

ここで、デニス・ベッセマが捕まる。

 

残り4周

ルシンダ・ブランド先頭に4人が通過。

 

アンネマリー・ワーストも先頭交代に加わる。

 

難しい斜面でルシンダ・ブランドが先頭に。

 

さらに、上りを一人だけ乗車してクリアーしてリードを奪う。

 

ルシンダ・ブランドが滑っている。ハンドルバーが曲がってしまった。

 

残り3周

5人が前で通過。高速コースなので混戦だ。

 

マノン・バッカーが先頭に。

 

マリオン・ノルベルト・リベロルが前に。後ろでは、マノン・バッカーが滑っている。

 

マリオン・ノルベルト・リベロルとルシンダ・ブランドが抜け出すか。

 

マリオン・ノルベルト・リベロルがピットに入ったところで、ルシンダ・ブランドが前に。

 

残り2周

二人が完全に抜け出した。

 

ルシンダ・ブランドが前でペースを上げる。

 

ルシンダ・ブランドが飛んでしまった。

 

もうこれは、独走だ。

 

後方では、アンネマリー・ワーストが滑ってフェンスに突っ込む。

 

残り1周

独走でルシンダ・ブランドが残り1周に。

 

残りレースで、フェム・ファンエンペルも、セイリン・アラバラードもいないので、ルシンダ・ブランドが連勝しそうだ。

 

雨が降ってきており、滑りやすい。乗っていくよりも、押したほうが速い。乗っていくと、タイヤが滑って空回りしてしまう。

 

わかりにくいけど、雨が結構降っている。

 

レオニー・ベントベルドが5番手に上がっている。

 

ルシンダ・ブランドが独走で勝利。ただ、それほど調子は良くないのかもしれない。リードが少ない感じだ。それでも、今シーズンの7勝目をあげた。

 

マリオン・ノルベルト・リベロルが12秒差で2位。かなりの善戦だ。

 

3位はマノン・バッカー。4位、アンネマリー・ワースト、5位レオニー・ベントベルド。

 

リザルト

ルシンダ・ブランドのコメント

とてもうまくいっているし、とてもうれしい。今、私はすべてを完璧にキープし、春のロードシーズンもうまく行きたいと思っている。

ブリュッセルのぬかるみはどうでしたか?

序盤は探すのに手間取った。力を出し切れなかったから、タイヤの空気圧も変えた。それ以外は大変だったわ(笑)。マリオン・ノルベルト・リベロルとマノン・バッカーは技術的に強いので、誰が一番ミスをしなかったかという問題でもあった。

コースはとても滑りやすかった。グリップが得られず、とても難しかった。私もここで優勝したことはなかったから、優勝できてとても嬉しいわ。

 

2位のマリオン・ノルベルト・リベロルのコメント

ここはすごくいいコースだ。ここに来るのは好きだし、優勝も可能だったかもしれないけど、2位も嬉しい。ルシンダも決して小さいライダーではないので、このテクニカルなクロスの後のこの結果には満足している。

 

 

男子エリート

男子のスタート。雨がさらに降りだした。

 

ヨリス・ニューウェンハイスが先頭。

 

エリ・イーゼルビットが前に出る。

 

ヨリス・ニューウェンハイス、エリ・イーゼルビットと続く。

 

マイケル・ファントーレンハウトが滑って落車。

 

ヨリス・ニューウェンハイスとエリ・イーゼルビットが抜け出した。

 

3番手は、ラース・ファンデルハール。後方に小さく見える。

 

バーで落車。

 

3位はマイケル・ファントーレンハウト。

 

残り7周

22秒遅れで2位グループが通過。

 

ヨリス・ニューウェンハイスとエリ・イーゼルビットは完全に抜け出している。

 

これは完全に二人の戦いだ。

 

トーン・アールツは、後方から追走集団まで上がっている。

 

残り6周

二人が通過。

 

3番手は、抜け出したマイケル・ファントーレンハウト。トーン・アールツは4位で通過。

 

コルネ・ファンケッセルが滑ってフェンスに。

 

好調な二人の戦いはまだ続きそうだ。

 

トーン・アールツは、6番手に後退。落車があったようだ。

 

マイケル・ファントーレンハウトが追いつきそうだ。

 

マイケル・ファントーレンハウトが二人に追い付いた。

 

残り5周

3人パックで通過。

 

これはPauwels Sauzen – Bingoalの二人がいるエリ・イーゼルビットとマイケル・ファントーレンハウトが有利だ。

 

エリ・イーゼルビットが前に出る。

 

ライアン・カンプが滑って突っ込んでしまう。

 

残り4周

まだ、3人の戦いが続く。

 

ニルス・ファンデプッテは落車。

 

エリ・イーゼルビットが遅れた。

 

エリ・イーゼルビットは再び追いつきそうだ。

 

残り3周

3人パックで通過。

 

エリ・イーゼルビットは落車回避。とにかく滑りやすい。

 

マイケル・ファントーレンハウトがトップにたった。

 

残り2周

ヨリス・ニューウェンハイスを置きざりにして二人で通過。Pauwels Sauzen – Bingoalとして最高の展開となる。

 

エリ・イーゼルビットが抜け出した。

 

トーン・アールツは、追い上げで足がなくなったか。落車の影響も大きい。

 

エリ・イーゼルビットが独走態勢に。

 

残り1周

マイケル・ファントーレンハウトが単独2位で通過。

 

エリ・イーゼルビットがゴールに向かう。

 

トーン・アールツは、またも4位となりそうだ。

 

エリ・イーゼルビットが独走で勝利。これでキャリア50勝目を達成した。

 

 

2位には、前日の優勝者Exact Cross第7戦セントニクラス優勝に続いての表彰台獲得だ。

 

前半調子のよかったヨリス・ニューウェンハイスは3位に。

 

トーン・アールツは、復帰第2戦も4位だ。

 

リザルト

エリ・イーゼルビットのコメント

50勝目をかざりましたね。

これは僕にとってとても重要なことなんだ。序盤はペースについていけなかったけど、その後は斜面をうまく走ることができた。

マイケル・ファントーレンハウトにみんなを引き連れて追うなと言ってましたね。

マイケルがみんなを引き連れて先頭を走っているのを見たんだ。私はそうしたくない。マイケルが1人で来たときは問題なかった。私も頭の片隅には50があった。ヨリス・ニューウェンハイスと一緒の席にいたからね。最後には完走できたんだから、万々歳さ。

そして最後はレースを決めてましたね。

ヨリスはちょっと限界だったようだけど、僕はテクニカルな部分で差をつけた。ラスト2周でこうなることは分かっていた。

 

2位のマイケル・ファントーレンハウトのコメント

最初はまだトーン・アールツが僕のホイールについていたけれど、彼はクラッシュしていた。でも、ひとりでトライすることが許されたんだ。

彼はまた、キャメロン・メイソンともバトルを続けていた。X2Oクラス3位を争う決勝はエキサイティングなものになるだろうと思っていた。だからクロスの全行程をフルスピードで走ったんだ。それが今日の目標だった。接戦になると思っていたから、最高の1日だった。

 

3位のヨリス・ニューウェンハイスのコメント

ただ、ラップをきちんと走り切ることができなかった。タイヤが他と違っていたんだと思う。傾斜のあるところではグリップが得られなかった。

いつもならできるはずなのに、おかしくなりそうだった。だから余計に悔しい。今日はいい結果を出したかったけど、うまくいかなかった。理由はわからない。