マチュー・ファンデルプールは、今後数年間、毎冬シクロクロスに専念するかどうか疑問を持っている。
これは、マチュー・ファンデルプールを苦しめた背中のケガのためだ。シクロクロス、ロード、マウンテンバイクと1年中走ることは身体への負担も大きかった。
さらに、シクロクロスではすでに自分を証明するものもない。5回も世界選手権を獲得したら絶対に勝ちたいという気持ちも薄れるのは当然かもしれない。
マチュー・ファンデルプールは、今シーズンのシクロクロスレース出場がないこともチームと検討していたという。
シクロクロスの位置づけは?
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マチュー・ファンデルプールは、1月の時点でも彼を苦しめていた背中の怪我があったため、2023年のロードシーズンでこれほど良い成績を残せるとは思っていなかったと言う。
背中は常にワーキングポイントだ。ロードでは、その怪我はうまくコントロールできている。実際、腰にはもうほとんど問題はなく、昨年はキャリア最高のロードシーズンを過ごした。
今は冬の間、再びシクロクロスレースに集中しているので、その背中がどう持ちこたえるかはまだわからない。その不安は常にある。
ということは、将来はひとつの種目に集中し、クロスシーズンをスキップすることをためらわないのですか?
そうだね。チーム内でも話し合った。いつまでクロスを続けるかはわからない。 シクロクロスのない冬もたまにはいいだろう。
背中のリスクを避けるためだけではない。クロスカントリーは純粋に楽しむためにやっている。
もちろん世界タイトルも重要な目標だ。今シーズンの残りは、どちらかというと冬のための職業だと考えている。スポーツ的には、もう得るものはあまりないんだ。
この冬、マチュー・ファンデルプールは、ホーヘルハイデから世界タイトルを防衛するターボルで開催されるシクロクロス世界選手権を含め、さらに13本のシクロクロスに乗る予定だ。
ワウト・ファンアールト、トム・ピドコックは、世界選手権には出ないだろう。他種目で活躍するマルチライダー達だが、今後シクロクロスは春のクラシックのための準備として使われそうだ。
情報では、世界選手権をクリスマスシーズンに開催するという案もあるが、そうなると年を越えると3強は走らなくなるだろう。
ワールドカップの最終戦として世界選手権はシーズン最後に開催したほうが筋が通っているように思う。
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