ロードバイクの情報を発信しています!

世界中の自転車のパーツ不足解消か  シマノが生産拡大で200億円の工場新設

機材情報
Photo credit: Glory Cycles on Visualhunt.com
この記事は約3分で読めます。

コロナウイルスにより、世界的に自転車需要は高まっている。

これを受けて、自転車のパーツも不足している状態で、ユーザーは新しい自転車の納車に時間がかかっている。

日本ではそうでもないけど、欧州などでも何か月待ちというのが実情だ。

実際、新型バイクの販売を延期しているブランドもあるほどだ。

シマノはコロナの影響でマレーシアの工場も一時停止していた。

新しい生産拠点を増やすことは、安定した供給にもつながる。

 

 

スポンサーリンク

シマノが供給不足解消に向けて

Photo credit: Gary Denness on Visualhunt

 

日本の誇る自転車部品メーカーであるシマノは、コロナウイルスの大流行による需要の高まりを受けて、約200億円を投じてシンガポールに新工場を建設すると、新社長に就任した島野泰三氏が発表している。

コロナウイルスの感染リスクが比較的低い移動手段として、消費者が自転車を好むようになり、自転車や関連製品の需要が世界的に急増している。

シマノは、グループセットメーカーでは、CampagnoloやSRAMと並んでビック3と言われているが、生産量では群を抜いている。

自転車業界は日本のブランドからの供給に大きく依存している状態。多くの自転車メーカーは、同社が需要に追いつくのに苦労しているため、リードタイムがここ数ヶ月で大幅に増加したと報告している。

今回の工場建設は、1973年に建設された既存のシンガポール工場の老朽化に伴うもの。

パンデミックが世界各地で経済的な大混乱を引き起こしているにもかかわらず、シマノは2020年度に前年比22.5%増の630億円の純利益を計上している。

2021年度の純利益は、25.4%増の790億円となる見込みだ。

 

新工場はデジタル化を重視した「未来の工場」と位置付けされており、2022年末までに稼働する予定。

2020年までに完成する予定だったけど、ウイルスの蔓延を抑制するために大量の建設作業員を削減したために遅れてしまっている。

シマノはまた、大阪と山口にある国内2工場に130億円を追加投資し、生産能力を拡大することを決定している。この2つの工場では、最新鋭の製造装置やソフトウェアを導入して効率化を図る。

国内2工場の増産により、今年は2019年に比べて総生産量が1.5倍になるとしている。

Dura-Aceなどの高級バーツは国内で生産されるので、これで供給不足も解消されそうだ。新型Dura-Aceも、これで順調に提供されるかな。

 

追記

日本ではバイク待ちとか、パーツ待ちはそうでもないと書いたけど、コメント欄でエ〜モンダさんから情報をいただき、トレックのエモンダとか1年待ちだそうだ。人気のあるバイクほど供給が追いついていないんでしょうね。

 

コメント

  1. エ〜モンダ より:

    日本ではそうではないと書かれているがエモンダなんか1年待ちですよ
    ショップに行ってみたらわかります

    • ちゃん より:

      エ〜モンダさん、情報ありがとうございます!
      なんとエモンダも1年待ちなんですか~。
      最近、トレックショップ行ってないので知らなかった。やっぱり、人気があるしパーツも入りにくいのでしょうね。

    • ちゃん より:

      エ〜モンダさん、情報ありがとうございます。
      私もエモンダ乗っているですけど、知らなかった~。
      追記させて貰いました<(_ _)>

タイトルとURLをコピーしました