ジロ・デ・イタリアに出場しているジョージ・ベネット。Team Jumbo-Vismaのリーダーとしてジロに望んだが、総合では遅れてしまう。
何度か逃げに乗っているが、ステージ優勝には届いていない。ジョージ・ベネットの乗っているCervéloは新型だ。
これはフレッシュ・ワロンヌでプリモッシュ・ログリッチが乗っていた新型と同じバイク。
今回のジロでは、ジョージ・ベネットとトビアス・フォスが新型Cervéloに乗っているのが確認できている。
Cervélo FM-140
ジョージ・ベネットは第14ステージのゾンコランでもこのバイクを使用。Cervéloによると、それはFM-140と呼ばれる名前になるようだ。
だが、このバイクの販売予定は未定となっている。バイクはすぐに生産できるのだけど。
日本ではそれほどでもないが欧州では多くのユーザーがそうであるように、バイクメーカーも、Shimano、SRAM、Campagnoloから安定供給が出来る見込みがない。
このため発売時期も未定となっている。もう少しユーザーも待つ必要があるようだ。
Cervéloは、「Squoval」D字型チューブセクションを備えたダウンチューブを早くから開発。
チューブの形状が改良され、前輪からフレームに到達する乱流と空力抵抗が減少している。
Cervéloは、シートステー、シートチューブ、トップチューブの接合部の形状を改良して、快適性とコンプライアンス、およびエアロダイナミクスを考慮。
ジョージ・ベネットは、ジロのグラベルロードでも、このバイクを使用。振動吸収も良くなっているのかもしれない。
以前のRシリーズバイクとは異なり、CervéloFM-140のフロントには露出したケーブルやホースがなく、フォークは前輪の周りに広いスタンスを持っている。
FSAコックピットは各社採用していますね。ケーブルとホースは、内部でバー、ステム、ヘッドチューブを通り、フレームとフォークに流れ込んでいる。
ヘッドチューブの高さとステムの長さから、ベネットは多くのプロのように、長くて低い位置で小さなフレームに乗っているように見える。
新しいCervéloデザインではポストの後ろにバインダーがある。スロービングデザインとなっているのでシートポストはとても長い。
Cervéloファンは、新型バイクの販売まで、今しばらく待つ必要がありそうだ。
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