サガンは膝を痛めてツール・ド・フランスから撤退。
第3ステージでカレブ・ユアンと接触して落車。この時に、チェーンリングで膝を深く切っていた。
この傷から感染がひろがり、更に後のスプリント中に再度ハンドルバーに膝を当てて悪化させている。
だが、実際は第3ステージで痛めた傷が根本的な問題となっていた。そのため、サガンはモナコで膝を手術を受けている。
手術に至る経緯
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サガンはインスタグラムで詳しく症状を話してくれている。
皆さん、こんにちは。
先週の木曜日にツール・ド・フランスから離脱した後の私の状態についてお知らせしたいと思います。
まず最初にBORA-hansgroheの経営陣、チームの医師、特にヘッドドクターのクリストファー・エドラーに、第3ステージでのクラッシュ以来、サポートと指導をしてくれたことに感謝したいと思う。
また、世界中のチームメイトや友人、ファンの皆さんからいただいたお見舞いのメッセージにも、とても感謝してい。ありがとう。
第3ステージでは、チェーンリングが膝に当たり、膝蓋骨の上の皮膚に入り込み、深い傷ができた。
チェーンオイルの汚れが付着していたため、感染を防ぐために傷口をできる限り洗浄した。
しかし、数日後には膝蓋骨の上の滑液包に炎症が生じ、残念ながら抗生物質による治療では感染を防ぐことができなかった。
唯一の選択肢は、ツール・ド・フランスでのレースを中止し、外科的に滑液包を切除することだった。幸いなことに表面的な感染で済んだので、膝関節は全く関係ない。
また、モナコのIM2Sクリニックの医師や医療スタッフには、急なお願いにもかかわらず素晴らしい手術をしていただき、チームの医療スタッフとの素晴らしい協力関係に感謝している。
今は体調も良く、数日後には再びローラーでのトレーニングができるようになる。順調にいけば、すぐに道路で自転車に乗れるようになりそうだ。
ありがとうございました!!!
感染症では仕方ない。膝関節や靱帯に障害があった訳ではないので、今後の走りに影響がある訳ではない。
復帰の時期
すでに、予定として東京オリンピックが予定されている。
そして、10月3日にはパリ~ルーベがこれまで通りスケジュールに入っている。東京オリンピックに出場ということは、そろそろ日本に向けて出発する時期なのだけど。
順調に行けば、すぐに道路で自転車に乗れるようになりそう、とサガンは書いているので練習再開は出来そうだ。
ただ、手術をしてから、ローラーから再開では満足な練習にはならない。東京オリンピックの出場は微妙なのではないだろうか。
東京ロードのコースは三国峠を通る厳しい山岳なのでサガンには向かない。サガンのスケジュールについては、しばらくしてからシーズン後半に復帰というのが現実的な線だけど。
だが、オリンピックは4年に1回なので間に合えば出場と言った感じかな。誰だって出たいですよね。
コメント
>旅に出れるとサガンは書いているので東京に行く気は満々のようだ。
日本語訳には「旅に出られる」と書いてあるけど、原文には「旅に出られる」とは一切書いてありません。
「順調に行けば、すぐに道路で自転車に乗れるようになりそう」が正しいです。
なので、東京オリンピックに出る気満々というのは無いと思います。記事にもある通り、サガンには厳しすぎて適性が無いコースですしね。
通りすがりのユライサガンさん、翻訳ありがとうございます。
内容を変えておきました。また、教えて下さい<(_ _)>