2022ジロ・デ・イタリア主催者RCSが、ハンガリーでスタートする3ステージとスプリンターステージに続いて、丘陵ステージのコースを発表した。
6ステージが丘陵コースとなる。2022年のジロは、5月6日から5月29日まで開催予定。
第7ステージ ディアマンテ~ポテンザ 198 km
ドロミテのステージにふさわしいアップダウン連続のコース。
カラブリア・ルカニア山脈を通過するステージは、スタートだけが平坦。マラテア以降は、厳しいアップダウンの連続。獲得標高は4,480mもあり、山岳ステージと言っても良いほどのコース設定だ。
第8ステージ ナポリ~ナポリ 149 km
カンパニア州の州都とフレグレア半島を結ぶ、短くて激しいステージ。ナポリからバコリに向かい、バコリからモンテ・ディ・プロチダまでの約19kmの周回を5周。
最終ラップの終わりには、ナポリに戻り、フィニッシュが決まるカラッチョロ通りの海辺では、おそらく最終スプリントのための縮小されたグループとなるだろう。
獲得標高2,130m。
第10ステージ ペスカラ~ジェシ 194 km
前半は海岸沿いの平坦なコース、後半はジェシ地区のウォルスに沿った起伏のあるコースのミックスステージ。
前半だけなら完全なスプリンターステージに見える。
チビタノヴァ・マルケの後には、休息の時間がない。チビタノーヴァ・アルタ、サンティイグナツィオ・ディ・モンテルポーネ、レカナティ、フィロトラーノ、サンタ・マリア・ノーヴァ、モンサーノを登る。
これらはすべて厳しい登りで、いくつかの非常に急なセクションがあり、最後のスプリントのために選ばれた小集団がスプリントに向かう。
獲得標高は、1,730m。
第12ステージ パルマ~ジェノア 186 km
ブレイクアウェイに適した中規模山岳ステージ。
ステージの最初の部分は、ボッコ峠を通ってリグーリア州に入るまで、ひたすら登り続ける。
キアヴァリまで一気に下り、海岸に到着すると最大の難関が待っている。今回はキエサ・ベッキア側からルタに挑むことになり、特にモンテ・ベッコは前例のない非常に厳しい登りで、モンテ・ファッシェと合わせてジェノバに到着して勝利を競う小グループに絞り込むことになる。
獲得標高は、3,230m。
第14ステージ サンテナ~トリノ 153 km
一瞬の休息もない、短くて非常に激しいステージ。獲得標高3,230m。
サンテナからキエリまでの最初の10kmは、登りも下りもない平坦なコース。実際には、コッレ・デッラ・マッダレーナへの登り、モンカリエリの後のサンタ・ブリギダの登りを含むサーキットを2回半走る。
グラン・マドレのゴールを通過し、スーパーガの登りを経て、再びラ・マッダレーナの麓に到着し、再スタートを切る。
スーパーガは2回、ラ・マッダレーナとサンタ・ブリジーダは3回登り、非常に激しいフィナーレを迎える。
第19ステージ マラーノラグナーレ~サントゥアリオディカステルモンテ178 km
上り坂のフィニッシュで、獲得標高3,230m。前半はなだらかに上昇し、タナメア峠を越える。
ここから、スロベニアに入り、ジロ初登場となる、モンテ・コロブラットの10kmの登りを越える。
イタリアに戻るための長いファルソピアーノの下りを走り、約1000年もの間チヴィダーレ地区を支配してきたカステルモンテの聖域につながる登りが始まる。登りゴールだ。
明日は、山岳ステージが発表されるが、丘陵ステージでもこの厳しさなので更に難易度は上がるはず。木曜日に全コースが発表される。
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