噂と多くの特許情報からシマノの新型Dura-Aceは色々と推測されていた。
だが、ついにバロワーズ・ベルギーツアーでDura-Ace R9200と思われるグループセットが登場した。
さらに、目撃されたTeam DSMのヨリス・ニューエンイスの乗っているSCOTTのバイクが動画で公開されており、かなり詳細な形が分かってきた。
動画から再度わかったことを見てみよう。
Dura-Ace R9200
物凄くわかりやすい動画だ。
まず、SRAM、Canmpagnoloに続いて、12速化されている。動画をストップして見てみたが、間違いなく12枚のカセットが見られる。
噂は本当だったということだ。チェーンについては良くわからない。ただ、12速対応であるのは当たり前ですね。
リアディレーラーはビックプーリーとなるかと思われたが、小さなプーリーとなっている。ここは、シマノはビックプーリー化はしないのかもしれない。
外観はかなりシャープになっている。
本当にセミワイヤレスなのか
もっとも、気になるのかワイヤレスになるかセミワイヤレスなのかということ。
動画でも、レアディレーラーからはっきりとワイヤーが見えている。だが、思い出して欲しいのは、SRAMがワイヤレスRed e TAPの発売前に、偽のワイヤーを取付ていたことを。
特許からも、フレーム内のバッテリーに結合して、シフターとは別のセミワイヤレスになる可能性も全くないとは言えない。
これも製品版を見てみないとはっきりしない。
シフター
シフターの高さが増加したのは、ワイヤレスとコイン電池を使用する必要があるからだろうと推測される。
フードのゴムも、溝が直線となっている。そして、セットアップを見るとわずかにフレアーになっているのもわかる。
パイオニア型パワーメーター搭載
どうみても、パイオニアパワーメーターに似ているセンサーが取り付けられている。1年前にパイオニアのサイクル事業部を買収したのだから当然かもしれない。
クランクも良く見ると、凄く角張っている。ただ、チェーンリングは通常のShiamno中空鍛造形状ではない。これはサードバーティのクランクかもしれない。
動画では、上記のTA X110 Outer Chainring for Shimano Ultegra 6800ではないかと推測しているようだ。
現在の9100のチェーンリングとは大きく形が異なっている。これついても、製品版を実際に見てみないとわからない。
クランクのデザインに関しては、人によって感じ方は違うが、9000のように塗り分けとかもなく、外観はブラックのままだった。
まあ、これについては個人の好みの問題もありますからね。
皆さんも、動画を見て色々と新たしいDura-Aceについて想像してみましょう。
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