新しい米国特許出願では、待望のShimano Dura-Ace Di29200グループセットがセミワイヤレス12スピードシステムであるという噂を裏付けている。
セミワイヤレスとは、デュアルコントロールシフターが相互に配線されたディレイラーとワイヤレスで通信することを意味している。
公開された特許の内容を見てみよう。
コイン電池がヘッドに
![](https://chan-bike.com/wp-content/uploads/2021/05/shimano-dura-ace-di2-9200-shifter-patent-500x334.jpeg)
photo pdfaiw.uspto.gov
公開された特許によると、ヘッドにコイン電池が挿入されていることを示している。
この電池は、各シフターに個別に電力を供給するためのもの。
SRAMのeTapワイヤレスグループセットは、交換可能なコイン型電池を使用してシフターに電力を供給しており、新しいDura-AceDi2はこの点でSRAMに似ていると言っても良い。
他の特許によると、シフトの方法は、ブレーキレバーの後ろにある2つのスイッチとフードの前にある隠しボタンを介して、以前と同じままであるようにも見える。
![](https://chan-bike.com/wp-content/uploads/2021/05/shimano-dura-ace-9200-rear-derailleur-patent-500x339.jpeg)
photo pdfaiw.uspto.gov
別のシマノの特許出願では、ユニット取り付け部分にワイヤレスコミュニケーターを含むリアディレイラーを示しており、これがシフターがリアディレイラーと通信する方法であることを示唆している。
フロントディレイラーはリアディレイラーからワイヤーで制御されているようだ。
単一の内蔵バッテリーは、両方のディレイラーを動かすための電力を提供する。特許出願では、場所はこの位置に限定されてなく、自転車のシートポストにバッテリーが記載されている。
![](https://chan-bike.com/wp-content/uploads/2021/05/2022-shimano-da-di2-system-1-500x468.jpeg)
photo pdfaiw.uspto.gov
ご覧のとおり、2つのディレイラーはジャンクションボックスを介してバッテリーに接続されている。
これならば、現在の内蔵Di2バッテリーに非常によく似ているけど、どうなんでしょうねえ~。完全ワイヤレスとはならなず、セミワイヤレスというのが、想像されるけど果たしてその通りになるのかな。
これまでの特許出願により12速であることは間違いない。更に、今年製品化されるのは間違いないだろうけど、そろそろレースで選手が使っている所を見たいですよね。
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