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ジロ・デ・イタリア第6ステージで車に突っ込まれたピーター・セリー

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Image by Ralph Klein from Pixabay
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ジロ・デ・イタリア第6ステージは、総合がシャフルされる厳しい登りゴールのレースとなった。

最後の2級山岳では、クイックステップのメンバーはリーダーとなったレムコ・エヴェネプールを

アシストすることに全力を傾けていた。

レムコ・エヴェネプールのアシストを終えた、ピーター・セリーが後方に降りていく時に悲劇が起こってしまう。

後ろから、Team BikeExchangeのサポートカーに突っ込まれたのだ。

何故、この事故は起こってしまったのだろうか?

 

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ビーターセリーの様子

こちらが問題の追突シーン

 

Team BikeExchangeのサポートカーは、レースコミッセールの乗る車から選手のレインジャケットを貰っていた。

このために、前から減速して降りてくるピーター・セリーに運転者が気付かなかったようだ。

ピーター・セリーはTeam BikeExchangeのメカニックに助け起こされて、そのまま走って61位で無事にゴールしている。

当然、背中を打っているので打撲があり痛いと言っている。見ていた時には、思わずあっー、と声が出たほどだ。なんとか、走れるので良かったけど。

これにより、Team BikeExchangeのスポーツディレクター、マット・ホワイトは、レース中の車両挙動に関する規則への違反で2000スイスフランの罰金。サポートカーは車両の最後尾となる。

さらに、スポーツディレクターのジーン・ベイツは、罰金と組織によりレースから撤退となった。

 

新しいルールの弊害

 

EF Education-Nippoのアレックス・ハウズがツイートで、

新しいルールでは、ライダーがチームカーに回収してもらうためにジャケットを落とすことはできなくなった。

ライダーがコムカーにジャケットを渡し、BikeExchangeがそのジャケットを回収していたのだ。間違いなくWTFな状況だが、これはUCIの新しいルールの産物だ。

なるほど~。そういう問題もあるんですね。

結局、新しいルールがなければ起こらなかった事故ということも言えるかな。ただ、ドライダーは前には集中しておかないといけないですね。

 

ビーターセリーは2度目

 
 
 
 
 
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ビーター・セリーは、ジロを続けられることを喜んでいるのと報告している。

だが、ピーター・セリーがレース車両に墜落させられたのは2度目。ボルタ・ア・カタルーニャ第1ステージでもバイクにぶつかられている。

スタートして数キロ走った時のことだ。この時にはリタイヤしている。

ライダーが間違いを起こすこともあるが、組織も間違いを起こすことがある。あらゆる瞬間に集中していないと事故は起こってしまう。

前日のミケル・ランダの骨折した最後のコースレイアウトも同様だ。事故が起こらないように細心の注意を払わないといけない。

改めて考えさせられる事故となってしまった。

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