2025 サントス・ツアー・ダウンアンダー第2ステージ　サム・ウェルスフォード落車!

Team Visma | Lease a Bikeは第1ステージで、エースナンバーをつけていたディラン・ファンバーレが落車リタイヤ。移籍してから4回目の大きなケガだ。

 

こうなると期待は新人賞ジャージを着用したマシュー・ブレナンとなる。19歳168日で、1931年以来、ワールドツアーのレースで表彰台を獲得した最年少ライダーとなった。

歴代ではフアン・アユソーが2位、ジョシュア・ターリング、レムコ・エヴェネプールが続く。低年齢化は着実に進んでいる。

 

第2ステージ タナンダ～タナンダ  128.8km

 

第2ステージは、2つの大きなローカル サーキットと小さな最終サーキットで構成される。ナッツヒルが死刑執行人だけど短いので、スプリンターでも残れるのでは。

 

1. 1級山岳　ナッツ ヒル　2.8km・6.7%
2. スプリントポイント　Greenock
3. 残り2周　タナンダ
4. 1級山岳　ナッツ ヒル　2.8km・6.7%
5. スプリントポイント　Greenock
6. 残り1周　タナンダ
7. 1級山岳　ナッツ ヒル　2.8km・6.7%

 

スタート

スタート前。オレンジがリーダージャージでサム・ウェルスフォード。薄いグリーンは山岳賞ジャージのファーガス・ブラウニング。昨日の逃げで、プロチームからのオファーを待っている。

 

ニュートラルスタート。

 

オフィシャルスタートから、山岳賞のファーガス・ブラウニングがアタック!

 

誰も反応しない。

 

ファーガス・ブラウニングは、後ろから誰かこないか待っている。

 

2人が追走に出た。

1. パトリック・コンラット　Lidl – Trek
2. ゲオルク・ツィンマーマン　Intermarché – Wanty

 

 

落車だ。

 

座り込んでいるのはSoudal – Quick Stepのジェームス・ノックスだ。

 

落車が確認されたのは

•  ジェームス・ノックス (Soudal Quick-Step)
•  サム・ウェルスフォード (Red Bull – BORA – hansgrohe)
•  パスカル・エーンクホーン (Soudal Quick-Step)
•  ヨナタン・ナルバエス (UAE Team Emirates – XRG)
•  ケランド・オブライエン (Team Jayco AlUla)
•  ルーク・ネルルカー (EF Education – EasyPost)
•  アンドレア・バジオーリ (Lidl – Trek)
• ジュリアン・ヴェルモート　Team Visma | Lease a Bike

 

リーダージャージのサム・ウェルスフォードも落車。なんとか集団に向かう。

 

ジェームス・ノックスはバイク交換しないといけない。

 

サム・ウェルスフォードは無事に集団復帰したが、パンツは大きく破れている。これはスプリントにも影響しそうだ。

 

1級山岳　ナッツ ヒル　2.8km・6.7%

3人は登りに。すでに2分15秒離れている。

1. パトリック・コンラット　Lidl – Trek
2. ゲオルク・ツィンマーマン　Intermarché – Wanty
3. ファーガス・ブラウニング　Australia

 

ファーガス・ブラウニングがトップ通過。

 

集団はフィリップ・マチエユク先頭で2分42秒差で通過。

1. ファーガス・ブラウニング (Australia)　10ポイント
2. パトリック・コンラット　Lidl – Trek　6ポイント
3. ゲオルク・ツィンマーマン　Intermarché – Wanty　4ポイント
4. フィリップ・マチエユク　Red Bull – BORA – hansgrohe　2ポイント
5. ノア・イシドール　Decathlon AG2R La Mondiale Team　1ポイント

 

スプリントポイント　Greenock

スプリントポイント獲得順位は

1. パトリック・コンラット　Lidl – Trek　3ポイント・3秒
2. ゲオルク・ツィンマーマン　Intermarché – Wanty　2ポイント・2秒
3. ファーガス・ブラウニング (Australia)　1ポイント・1秒

 

残り2周　タナンダ

1分42秒差で通過。

 

1級山岳　ナッツ ヒル　2.8km・6.7%

残り72.8kmで1分57秒差。先頭はファーガス・ブラウニング。

 

ずっとファーガス・ブラウニングが引いて頂上に。

 

ファーガス・ブラウニングが山岳ポイントを追加。

 

集団は2分27秒差で通過。Red Bull – BORA – hansgroheは今日もサム・ウェルスフォードでスプリントを狙う。

1. ファーガス・ブラウニング (Australia)　10ポイント
2. ゲオルク・ツィンマーマン　Intermarché – Wanty　6ポイント
3. パトリック・コンラット　Lidl – Trek　4ポイント
4. ベン・ツボィホフ　Red Bull – BORA – hansgrohe　2ポイント
5. ダニー・ファンポッペル　Red Bull – BORA – hansgrohe　1ポイント

 

集団はRed Bull-BORA-hansgroheが先頭を固めて引いている。当然だ。

 

スプリントポイント　Greenock

ゲオルク・ツィンマーマンが先駆けしてスプリント。

 

どっちだ?

 

ここはゲオルク・ツィンマーマンが獲得。

1. ゲオルク・ツィンマーマン　Intermarché – Wanty　3ポイント・3秒
2. パトリック・コンラット　Lidl – Trek　2ポイント・2秒
3. ファーガス・ブラウニング (Australia)　1ポイント・1秒

 

タイム差は1分あるけど二人は足を止めた。

 

3人とも足を止めている。

 

これで逃げは消滅。

 

残り1周　タナンダ

 INEOS Grenadiersはゲラント・トーマスが先頭。

 

1級山岳　ナッツ ヒル　2.8km・6.7%

左端ではゲラント・トーマス、右端はTeam Jayco AlUlaのルーク・ダーブリッジが引いている。

 

ゲラント・トーマスは仕事終了。

 

 INEOS Grenadiersはコナー・スウィフトにスイッチ。

 

昨日落車したオーストラリア王者のルーク・ダーブリッジも仕事終了。

 

コナー・スウィフトは残り1.5kmまで引いて仕事終了。

 

序盤で落車したサム・ウェルスフォードは、なんとか集団の最後尾にぶら下がっている。

 

トップ通過はMovistar Teamのハビエル・ロモ。

1. ハビエル・ロモ　Movistar Team　10ポイント
2. クリス・ハーパー　Team Jayco AlUla　6ポイント
3. パトリック・コンラット　Lidl – Trek　4ポイント
4. ベン・ツボィホフ　Red Bull – BORA – hansgrohe　2ポイント
5. ダニー・ファンポッペル　Red Bull – BORA – hansgrohe　1ポイント

 

サム・ウェルスフォードは10秒遅れで通過。EF Education-EasyPostの留目 夕陽が前を引いている。

 

残り8.3km。集団はスプリントに向かっている。

 

Bahrain Victoriousは残り3.9kmで右側でトレインを組む。

 

残り2.9km。ようやくRed Bull – BORA – hansgroheのトレインが左から上がってくる。

 

サム・ウェルスフォードはケガの影響はあるのか。

 

残り1.2kmではAlpecin-Deceuninckが先頭。

 

残り1kmを切ってRed Bull – BORA – hansgroheのトレインが上がる。サム・ウェルスフォードはダニー・ファンポッペルにひかれている。

 

Red Bull – BORA – hansgroheのトレインが先頭をキープ。

 

さあ、ダニー・ファンポッペルがリードアウトだ。

 

サム・ウェルスフォードが、ダニー・ファンポッペルから発射された!

 

サム・ウェルスフォードはフェンスより。後ろはTeam Picnic PostNLのトビアス・ルンド・アンドレセン。

 

ダニー・ファンポッペルは、まだもがいている。Bahrain Victoriousのヒィル・バウハウスはフェンス際で前に出れない。

 

Intermarché – Wantyのアルネ・マリットも追い込んでくる。さらに後ろはCofidisのブライアン・コカールだ。

 

だが、サム・ウェルスフォードは、追撃を寄せ付けずに2連勝!

 

序盤のケガ、少しの登り勾配、なんの障害にもならなかった。

 

サム・ウェルスフォードは、Red Bull – BORA – hansgroheのトレインを見事に使いこなしている。

 

リザルト

優勝したサム・ウェルスフォード

血まみれの地獄だった。 たった5キロ走っただけで地面に倒れこんでしまった。 トリッキーな1日だった。 逃げ集団が早い段階で捕まって、それからとてもナーバスになった。

最後の上りは本当に限界だった。 でも、登りではずっとチームがそばにいてくれた。 その後アタックもあったが、下りでつなぐことができた。

また勝つのはいつも難しい。 でも、ここでは夢のようなスタートを切ることができた。 こっち側には擦り傷があるけど、以前はもっとひどかったんだ。 左側はオーストラリア選手権での転倒から回復したばかりだが、今度は右側だ。 今はうまくバランスが取れているよ(笑)。

 

第1ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞