オランダのチタンのスペシャリストであるVan Nicholasは、ロードバイクのVentusとツーリングバイクのYukon Discをアップデートした。
Van Nicholasには、Shimano 105 Di2のセットを追加。ツーリングバイクのYukon Discには、14速Rohloffシステム用の特別なフレームを採用している。
Van Nicholas
VentusはVan Nicholasロードバイクのエントリーレーサーモデル。
![](https://chan-bike.com/wp-content/uploads/2022/10/NFVEV148-500x351.png)
Image credit: Ventus
フレーム重量は57cmサイズで1880g。SLRカーボンフロントフォークは380gで、Tange ヘッドセットが含まれている。
![](https://chan-bike.com/wp-content/uploads/2022/10/Van-Nicholas-Ventus-Titanium-CNC-Machined-Dropout-800x600.jpg)
Image credit: Ventus
今回のアップデートでは、カスタマイズでShimano 105 Di2が選択できるようになっている。このためシフトのためのケーブルは見られない。
フレームの完成重量は選択するホイールによって全く変わってくる。標準ではMAVIC AKSIUMとなっており、1,840gという鉄下駄ホイール。
MAVIC AKSIUMは、値段は安いけれど、予算と相談で、ここは選択によって変えるべきだろう。なお公式サイトでは、カスタマイズでパーツを選択すると重量も価格も即座に表示されるようになっている。
価格はShimano 105 Di2仕様で、3,499ユーロ(約49万円)。
Yukon Disc Rohloff
このYukon Disc Rohloffは、 超軽量なツーリングバイクでありながら、高速なデイリーコミューターとして開発されたモデル。
Rohloffインターナルギア式14速リアハブを搭載した特別仕様が販売される。以下の写真のようにチェーンはベルト式。
![](https://chan-bike.com/wp-content/uploads/2022/10/Van-Nicholas-Yukon-Rohloff-Disc-Titanium-Divisible-Chain-Stay-Belt-Rohloff-800x600.jpg)
14速のRohloff Image credit: Ventus
Rohloffシステムとは
ドイツのRohloff AGが販売している内装ハブ。27段変速と同じ性能を持っている。停車していてもギアの切り替えが可能。ギア切り替えによるチェーン落ちの心配もない。
14段は市場で最も多段の内装ギアだ。
![](https://chan-bike.com/wp-content/uploads/2022/10/Van-Nicholas-Yukon-Disc-Rohloff-Belt-500x344.png)
Image credit: Ventus
シンプルなツイストクリック式のコントローラーは、通常のフラットハンドルにも対応し、ケーブル配線はボトムブラケット直前まで内部配線になっている。
![](https://chan-bike.com/wp-content/uploads/2022/10/2022-van-nicholas-yukon-disc-rohloff-titanium-500x318.jpeg)
Image credit: Ventus
通勤仕様車、ツーリング車としてラックを取り付けることも可能だ。
Yukon Disc Rohloffは12月から販売。価格は、5,499 ユーロ(約78万円)。Rohloffシステム自体が結構な値段がするので、完成車価格も高くなっている。
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