イタリアのブランド、デローザから2020年モデルのSK Pininfarina ディスクが登場した。
スポーツカーはもとより、多彩な工業製品をデザインするトリノのカロッツェリア「Pininfarina(ピニンファリーナ)」とコラボしたモデル。
ステムからヘッドパーツの部分にFSAと設計したACRシステムを採用することによりケーブル類がフル内蔵されている。
SK Pininfarina は、ディスクモデルのみの仕様となっている。
2020 デローザ SK Pininfarina Disk エアロロードバイク
外観は、2015年にデビューした前作と変わらないように見える。
SK Pininfarinaでは、気流を流すために微妙なチューブシェーピングが改良され、ケーブル類がハンドルバーからステムを通ってフレームに至るまで、全て内蔵となっている。
大きな変更として、リムブレーキバージョンは提供されない。新しいSK Pininfarinaは、フラットマウントキャリパーと12mmスルーアクスルのみを備えたディスクブレーキ仕様となっている。
新しいデローザの外観、ロゴ、ハート
新しいロゴは、デローザの歴史とPininfarina(ピニンファリーナ)のデザイナーの手から生まれたもの。デローザが未来に向かいながら、その伝統、遺産、歴史を尊重していることを表す。
ロゴの字体はDE ROSAブランドの鋭い特徴を維持しつつ、形はより現代的なデザインであらわされている。
ハートマークがあるので女性にも人気のあるメーカーだが、今回のデザインはより柔らかいデザインになったように思える。
技術詳細
新しいSK Pininfarinaは、完全に平らに取り付けられた隠しウェッジスタイルのシートポストクランプを備え、平らで薄い水平トップチューブを備えている。
シートチューブの形状も、リムブレーキを収容する必要がないので、小さな後部リアホイールカットアウトフィンから、よりエアロ独自のシートポストプロファイルまで、空力特性を向上させるために微調整されている。
FSA ACRシステムヘッドセットで1.5インチステアラーチューブ内のすべてのケーブルを配線することに加えて、より滑らかなテーパーによりタイヤ周辺の空気の流れが改善されている。
ボトムブラケットはBB 386EVOの圧入だ。
デローザは新しいエアロロードバイクの重量を削り取り、370gのフォークで950gのフレーム重量になっている。
SKピニンファリーナジオメトリ
幅広いサイクリストに合うように8サイズの広い範囲(46〜60 cm)で提供される。
これだけサイズがあれば、自分に合うサイズもありそうですね。
価格と可用性
新しい SK Pininfarinaは、11個の異なるカラースキームの3900€(45万円)フレームセットから利用可能。
ほとんどが単色の外観となっている。
Shimano Ultegra仕様の完成車は、58万5千円。
De Rosaは、12月からパートナーショップが購入可能だ。日本では日直商会が手掛けている。
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