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Veloflex SPSクリンチャータイヤはカーボンリムの心配をなくし、すべてのリムに対応

https://www.veloflex.it/en/ 機材情報
Photo veloflex.it/en
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Veloflexは、カーボンリムに関する問題に対処したSPS(サイドウォールプロテクションシステム)での新しいクリンチャータイヤ(オープンチューブラー)を発表した。


カーボンビーズフックの一部はETRTO規制を無視しているため、リムエッジが鋭くなり通常のタイヤが損傷する可能性がある。

SPSはこの分野で強化されており、安全上の懸念を排除すると言われている。

詳しくは、下記のカーボンリムの形状の図を見て貰うとわかりやすい。

 

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Veloflex SPS強化カーボンリム用クリンチャータイヤ

https://bikerumor.com/2019/10/17/veloflex-sps-clincher-tires-eliminate-carbon-rim-worries-compatible-with-all-rims/

リムとタイヤの基準は、まだ統一されていない。

そのため、Veloflexは安全性をさらに高めるためにタイヤ自体に工夫を加えた。

下記の図を見て貰うとと分かりやすい。

右の図のリム形状では、ビーズの真円度に関するETRTO基準を満たしていないリムエッジの原因を示している。

右の画像のようなカーボンリムの場合には、エッジがとがっているのでタイヤに亀裂が入ってしまうのだ。

 

https://www.veloflex.it/en/blog/post/veloflex-sps

ETRTO標準カーボンリム(左の画像)と非標準リムの違い。

この場合、タイヤのサイドウォールに潜在的な切断を引き起こし、壊滅的な故障を引き起こす可能性があるのは誰が見てもわかる。

Veloflexは、すべてのカーボンリムが問題になるわけではないと述べている。

 

ここで、少し用語の解説です。

Veloflexのいうオープンチューブラーとは何なのだろうか?
 

 

オーブンチューブラーとは

チューブラータイヤと同じ行程で作られるクリンチャーホイール用タイヤで、フィニッシュのみ筒状にするか、クリンチさせるビードをつけるかの違いにとどまり、しなやかな造りが可能となっている。

装着方法はクリンチャーと変わらず、空気をいれてない状態では平べったい形状となっている。

Veloflexの場合には、チューブラーに使用するのと同じ職人加工で製造されておりオーブンチューブラーと呼んでいる。

 

 

https://bikerumor.com/2019/10/17/veloflex-sps-clincher-tires-eliminate-carbon-rim-worries-compatible-with-all-rims/

SPSは、Sidewall Protection Systemの略で、リムのエッジ部分と直接当たるビート部分の補強が含まれている。

Veloflexはこの補強材で、すべてのカーボンリムは新しいタイヤで安全だと主張している。

つまり、カーボンリムの形状がどうであれ大丈夫であると主張している。

 

https://bikerumor.com/2019/10/17/veloflex-sps-clincher-tires-eliminate-carbon-rim-worries-compatible-with-all-rims/

Veloflexは、いくつかのクリンチャーモデルで新しいテクノロジーを提供する。

  • レコードSPS 700×23(49ユーロ、160 g)
  • Corsa 28 SPS(52ユーロ、230 g)
  • Corsa 25 SPS(€49、220g)
  • Corsa 23 SPS(44ユーロ、210 g)
  • マスター28 SPS(51ユーロ、230 g)
  • マスター25 SPS(49ユーロ、220グラム)
  • マスター23 SPS(44ユーロ、210グラム)

 

https://bikerumor.com/2019/10/17/veloflex-sps-clincher-tires-eliminate-carbon-rim-worries-compatible-with-all-rims/

Veloflex SPSタイヤは現在入手可能。

古い非SPSタイヤはまだ利用可能だが、在庫がなくなると徐々に廃止される。

 

 

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