2019 Giro d’Italiaの優勝者であるリチャル・カラパスは、MovistarからTeamIneosと2年間の契約を結んでいるとニュースが流れた。
リチャル・カラパスは、今シーズンのGiro d’Italiaで最大の勝利を収めた。
Giroでは、実力者のヴィンチェンツォ・ニバリ( Bahrain Merida)を破っている。
カラパスの役割は?
L’Équipeによると、Team IneosのGM、Dave Brailsfordがリチャル・カラパスのエージェントGiuseppe Acquadroと会った。
カラパスは2017年以来、Movistarに在籍。Movistarは、彼の最初のWorldTourチームだが、シーズンの終わりにはTeam INEOS に合流することがほぼ確実となった。
かなり前から移籍に関する情報はあった。
だが、6月頃の報道では、イネオスからの150万ユーロの申し出を拒否したとの噂もあった。Movistarで貰えるサラリーの10倍という金額でもチームに残るのかと思われていた時期だった。
Movistarのエースである、ミケル・ランダがヴィンチェンツォ・ニバリの後にBahrain Meridaのエースとして移籍する。
ナイロ・キンタナもMovistarを去る。
二人が去れば、自分がエースとしてチームの顔になれるとも思ったのだろう。Team Ineosに行けばエースとして走れる確証は全くないのだから。
リチャル・カラパスの年齢も関係している
リチャル・カラパスの年齢は26歳。
クリス・フルーム(34歳)やゲラント・トーマス(33歳)と比べて、トップレベルの年齢がはるかに若い。若くて才能のある、エガン・ベルナルよりも多くの経験を積んでいる。
エガン・ベルナルには、まだまだ時間が沢山ある。
リチャル・カラパスをグランドツアーの候補の一人としても、全く問題ないだろう。
Gracias a los chicos de la #Sub20 que me hicieron llegar está camiseta fue un regalo que me ilusionó muchísimo! El mejor de los éxitos para ustedes muchachos! pic.twitter.com/WMMsNfxByL
— Richard Carapaz M (@RichardCarapazM) 2019年6月3日
資金が潤沢にあるチームなので、何人ものGC候補を持つことが可能になる。チームとしては、エース級の選手を惜しげもなくアシストとして使えば、より勝利が確実になる。
ミハウ・クフィアトコフスキのように、エースとして走れるにもかかわらずアシストとして走っている。
カラパスも何年か山岳アシストとして、走るようになるかもしれない。
チームイネオスは、クラシックの強化である選手を狙っている。全部揃える気か?
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