シーズンが始まったばかりなのですが、すでに来シーズンの動きも出てきました。
2020年には、WorldTourチームの大規模な改革がおこなわれることになっています。現在の18チームから20チームに増えるわけですね。
それとは、関係あるのか、ないか分かりませんが、ミケル・ランダがシーズン終了と共にモビスターチームを去ることになりました。
数か月前に決まっていた?
ミケル・ランダは現在モビスターチームにいますが、ここには3人ものエースがいます。
- アレハンドロ・バルベルデ
- ナイロ・キンタナ
- ミケル・ランダ
トリプルエース体制だったのですが、ミケル・ランダはグランツールでは中々良い結果が得れませんでしたねえ~。
そんな、ミケル・ランダだったのですが、ここにきて彼にとっては良いニュースが出てきました。
なんと、バーレーン・メリダに移籍が数カ月前に合意していたと。しかもに2年契約!
ヴィンチェンツォ・ニバリは、チームと現在の契約とほぼ同じ給料で2年間の契約を要求していました。しかし、バーレーン・メリダとの交渉は3月に行き詰まりに達していたのです。
それに対して、ミケル・ランダとのこれからの2年は彼のキャリアにおいてベストの時期と考えたとしてもおかしくないですよね。
ニバリは、トレック・セガフレードから再三のオファーをうけており、ここ数カ月の間にチームを去ることの決心を固めました。
常にアタック、挑戦を続けるニバリの3つの目標は
- 世界選手権
- オリンピック
- リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ
それらをキャリアの最後にトレックで成し遂げたいのだと思います。
ニバリは彼の兄弟アントニオ、コーチのパオロスロンゴと医者エミリオマグニらの側近をつれて、トレック – セガフレドに行くことを期待しています。
バーレーン・メリダの構想
バーレーン ・メリダは以前から、ランダに興味を持っていました。2015年にはジロ・デ・イタリアで総合3位、2017年のツール・ド・フランスではフルームをアシストしながらも、1秒差の総合4位。
チームは彼が再び、グランツールで彼の実力を発揮することを望みます。
その布石として、チームスカイから2010年の発足当時からコーチを務めているRod Ellingworthがバーレーン・メリダに来シーズンその上級管理職の一員としてチームに加わるのだ。
チームスカイを世界一のチームにしたコーチ。当然、ミケル・ランダも指導していた訳で、彼のことも良く知っています。きっと、彼の力を引き出してくれるのではないでしょうか?
ミケル・ランダはアスタナからもオファーを受けていたようですが、バーレーン・メリダに移籍を決めました。
再び、グランツールで輝くために。
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