AG2R Citroën Teamのグレッグ・ファンアーヴェルマートは、コロナワクチンの接種によってパフォーマンスが落ちたと言っているライダーの一人だ。
もう一人は、ヤコブ・フルサン(2022年からIsrael – Premier Tech)。
グレッグ・ファンアーヴェルマートは、ワクチン接種によってシーズン後半は全く走れなかったという。
そのため、3回目のブースター接種については、かなり遅らせることを考えている。
接種を遅らせる理由とは
この投稿をInstagramで見る
グレッグ・ファンアーヴェルマートは、2021シーズンのワクチンの影響について以下のように語っている。
特に後半は思い通りにいかなかった。予防接種のせいだ。
それ以来、レベルの高いレースをしなくなった。ドーフィネの直前、ハードトレーンぐの後であり、ハードなレースの直前だったので、タイミングを計る必要があった。
それはいい考えではなかった。それ以来、レベルの高いサイクリングはしていない。
いつもはトップ10に入ったり、決勝に出たりするのだが、今回はツール・ド・フランスのグルペットでも苦戦した。
自分では止めたかったが、チームがベン・オコナーのためにも続けて欲しいと言うので続けた。でも、さらに体を消耗してしまったのんだ。
アーヴェルマートはまだブースターを摂取するつもりだが、シーズン後の検査で、秋の検査と同じレベルの血液値ではなかったと強調している。
しかし、この数値の低さの原因がワクチンであることを証明する決定的な根拠はない。接種後4日目の夜には心拍数も呼吸数も戻るのが通常と言われている。
長期にわたる副作用がない訳ではないけど、トップ選手の場合には繊細なのかもしれない。
接種時期はパリ~ルーベの後に
グレッグ・ファンアーヴェルマートは、コロナ接種がパフォーマンスに大きく影響すると考えている。
そのため、春のクラシックシーズンが終了するまでは打たないつもりだ。念には念を入れてと言った感じか。
以下が、アーヴェルマートのスケジュールだけど、パリ~ルーベが終わってから、接種となる。
-
2月26日 オンループ・ヘットニュースブラッド
-
3月5日 ストラーデビアンケ
-
3月19日 ミラノ~サンレモ
- 3月25日 E3 Saxo Bank Classic
-
4月3日 ランド・ファンフラーデレン
-
4月17日 パリ~ルーベ
-
7月1日 ツール・ド・フランス
グレッグ・ファンアーヴェルマートとヤコブ・フルサンは共に36歳。若い選手はワクチンでパフォーマンスが落ちたと言っている選手はいない。
年を取ったほうが影響を受けるのだろうか。まあ、科学的に証明できるものではないので難しいところだ。
コメント