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UAE Team Emiratesの2022 ツール・ド・フランス出場メンバー タディ・ポガチャルに死角があるのか?

海外情報
Photo credit: Ray's Professional Cycling Page on VisualHunt
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ツール3連覇を目指すUAE Team Emiratesのメンバー。

これまでは、チームのアシストがJumbo-Visma、INEOS Grenadiersと比べて劣っていると言われていた。

だが、移籍で獲得したライダーで、山岳アシストは強力にバージョンアップしている。今年はJumbo-Vismaのライバルチームからジョージ・ベネットを引き抜いた。

更に、Movistar Teamからエースの一人だったマルク・ソレルが完全なアシストとしてタディ・ポガチャルを助ける。

ラファウ・マイカは、直前のツアー・オブ・スロベニアで見せたように山岳でもタディ・ポガチャルについていく強さだ。

このチーム力に、タディ・ポガチャルの強さ。弱点はあるのだろうか?

 

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UAE Team Emiratesのツール出場メンバー 

 

タデイ・ポガチャル
ジョージ・ベネット
ミッケル・ビョーグ
マルク・ヒルシ
ヴェガールステイク・ラエンゲン
ラファウ・マイカ
ブランドン・マクナリティ
マルク・ソレル

 

タディ・ポガチャル

 

史上最強のライダーと言われるエディ・メルクスから、歴史上の人物に並ぶ男と評されているタディ・ポガチャル。

 

このまま走り続けると、カンピニッシモと呼ばれることになるかもしれない。

カンピオニッシモとは
チャンピオンの中のチャンピオンのこと イタリア語で Campionissimo

長い自転車の歴史の中で「カンピオニッシモ」と呼ばれているのは、エディ・メルクスとファウスト・コッピの二人だけだ。

それだけ、偉大なライダーとなる可能性を秘めているのがタディ・ポガチャルだ。

 

ツールまでの今シーズンを振り返ってみると

  • UAEツアー第4・7ステージ優勝    総合優勝 新人賞獲得
  • ストラーデビアンケ 優勝  
  • ティレーノ〜アドリアティコ 第4ステージ優勝    総合優勝 山岳賞獲得 新人賞獲得
  • ミラノ~サンレモ 5位
  • ドワルス・ドール・フラーンデレン 10位
  • ロンド・ファン・フラーンデレン 4位
  • フレッシュ・ワロンヌ 12位
  • ツアー・オブ・スロベニア第3・5ステージ優勝    総合優勝 ボイント賞獲得

 

もっとも凄いのは、順位的にも大きく崩れるということがないことだ。シクロクロスもこなすポガチャルはストラーデビアンケのグラベルロードも勝ちとってしまった。

この時には、落車して肘から血を流しながら独走して勝利してしまった。こんな勝ち方をされると誰も勝てないと思えてしまう。

 

これならば、ツール第5ステージの石畳も怖くないだろう。更にコースの偵察もしている。万全だ。

 

TTにも強く、ここ一番の気合が入った時には2020年ツール第20ステージで見せたように切れた走りをすることも出来る。

クラシックから、グラベル、ステージレースでも、強さを見せ貪欲に勝利を狙っていく。まさにカンニバルだ。

落車とかのアクシデントがない限り、力でタディ・ポガチャルをねじ伏せるライダーはいないかもしれない。

とくに、ライバルとなるプリモッシュ・ログリッチが今一つのコンデションに見えるのも気がかりだ。

 

マルク・ソレル

 

Movistar TeamのエースからUAE Team Emiratesに移籍。他チームのエース級のライダーがタディ・ポガチャルの山岳アシストに回るのだから心強い。

まず、ティレーノ〜アドリアティコでは、エースのタデイ・ポガチャルを献身的にアシスト。自身も総合13位に食い込んでいる。

一転してイツリア・バスクカントリーでは、最終第6ステージで、ヨン・イサギレ、アレクサンドル・ウラソフ、ダニエル・マルティネスと共に同タイムでゴール。

総合7位に食い込む走りを見せている。実力からして当然だ。

 

短いステージレースならば、エースとしてチームから任されることも、これからは増えるだろう。ブエルタでも、タディ・ポガチャルをアシストすることになっている。

UAE Team Emiratesにとって、山岳でのアシストの強化は必須だったが、これでジョージ・ベネットの獲得と共に大きく強化されたのは間違いない。

 

マルク・ヒルシ

 
 
 
 
 
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マルク・ヒルシは滑り込みセーフだ。マッティオ・トレンティンがコロナ陽性で、急遽コペンハーゲンに呼ばれた。

マルク・ヒルシは、昨年は親知らずの治療と腰の不調。そして、昨年11月には股関節の手術を受けている。

 

心配されたシーズンインだったが、開幕戦となったフォーエバー・アルフレッドでいきなりの優勝。

 

さらに、グロサー・プライス・デス・カントン・アールガウで、今シーズン2勝目。

 

復調は、明らかだったけれど、ツール選出は本当に運が良いと言っても良い。

ただ、タディ・ポガチャルの総合優勝を目指すために、マルク・ヒルシの役割は逃げをつぶすアシストとなるだろう。

普段は、自らが逃げているけど、逃げる相手を捕まえる姿も今シーズン良く見られた。ツールでも同じ光景が見られるはずだ。

 

Jumbo-Vismaから移籍した、ジョージ・ベネットもUAEツアーからタデイ・ポガチャルをアシスト。ツールでも、山岳ではラファウ・マイカの前に引くパターンとなるのでは。

ジョージ・ベネットは、ツールだけでブエルタは走らないので、全てをタデイ・ポガチャルに奉げる走りとなる。

チームのアシストも強化されたUAE Team Emirates。ブエルタと並んでタデイ・ポガチャルを倒す相手が現れるのか。各チームの奮起を期待したい。

 

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