2024 カステリョン・セラミカ・グランプリ　第1回大会を制したのは?

スペインで開催された第1回の大会。カステリョン・セラミカ・グランプリ。Ruta de la Cerámica – Gran Premio Castellón(1.1)

直訳すると、陶芸への道という名前となっている。果たして第1回大会を制するのは誰だろう。

 

カステリョン～オンダ　173.9km

 

かなりのアップダウンのあるコース。決め手は、ゴール手前の2級山岳となりそう。果たして逃げ切りが出来るのか注目だ。

 

1. 3級山岳　Alto de la Coma 　2km・7.5%
2. スプリントポイント　Vall d’Alba
3. 2級山岳　Alto de Sierra Engarcerán 　13km・3.6%
4. スプリントポイント　Vall d’Alba
5. スプリントポイント　Sant Joan de Moró
6. 2級山岳　　Collado de Ayódar 　5.2 km・4.4%

 

注目の選手は

• Movistar Team　アレクサンデル・アランブル
• Decathlon AG2R La Mondiale Team　ジャンルーカ・ポレフリート
• UAE Team Emirates　ルイ・オリヴィラ
• Team Jayco AlUla　マイケル・マシューズ、エディ・ダンパー
• Cofidis　ブライアン・コカール、ステファノ・オルダーニ
• Arkéa – B&B Hotels　アモリ・カピオ
• Astana Qazaqstan Team 　ジェレ・フェルモート
• Lotto-Dstny　ジャスパー・デブイスト、トーマス・デヘント
• TotalEnergies

 

3人の逃げ

序盤から3人が逃げている。

1. ジェレ・フェルモート　Bingoal  WB
2. マリボエ・ドゥアルテ　UAE Team Emirates
3. ポール・ヘネキン　Nice Métropole Côte d’Azur

 

残り45kmでBingoal  WBのジェレ・フェルモートがアタック!

 

 

2人はついていけない。

 

ジェレ・フェルモートは単独で逃げることに。

 

逃げていた二人は集団に捕まった。

 

集団はまとまって追っている。一人なので追走はタイム差だけ確認すれば良い。

 

Movistar Teamが先頭を引く。

 

Movistar Team、Team Jayco AlUlaが集団牽引。

 

ジェレ・フェルモートは、どこまで逃げるだろう。2024年からBingoal  WBで走りだしたプロ1年目のベルギー人ライダー。22歳だ。

 

あ～、ジェレ・フェルモートの後ろに集団が迫る。

 

残り27kmで捕まってしまった。

 

ここから誰が飛び出すだろうか?

 

補給地点である、ゴールラインに集団がきた。

 

おっと、Astana Qazaqstan Team のニコラス・ヴィノクロフがアタック!

 

残り1周

ニコラス・ヴィノクロフが集団から抜け出した。

 

ニコラス・ヴィノクロフは、アレクサンドル・ヴィノクロフの双子の息子の一人。今年開発チームから昇格している。

 

だけど、あまり差が開いていない。下りだし集団から逃げるのは難しい。

 

ニコラス・ヴィノクロフの後ろに集団が迫る。

 

ニコラス・ヴィノクロフは捕まってしまった。

 

集団はMovistar Teamのオイエル・ラスカノが引いている。2023スペインロード王者だ。

 

2級山岳　　Collado de Ayódar 　5.2 km・4.4%

ずっと3番手にいたDecathlon AG2R La Mondiale Teamのアレックス・ボーダンがアタック!

 

アレックス・ボーダンは集団から抜け出した。

 

かなりの差が開いている。

 

後続はMovistar Teamのオイエル・ラスカノかな。

 

ゴールまで13kmある。

 

残り9km。あまりタイム差はないのだけど、アレックス・ボーダンは逃げ続ける。単独なので集団も一気には吸収をしない。

 

アレックス・ボーダンは、残り3kmまできた。結構逃げたなあ～。

 

集団はTeam Jayco AlUlaが引いている。マイケル・マシューズでゴールを狙う。

 

残り2kmでアレックス・ボーダンの後ろに集団が見えてきた。

 

アレックス・ボーダンが捕まる。

 

集団で落車。

•  カルロス・カナル (Movistar Team)
•  ホセバぺス (Caja Rural – Seguros RGA)

 

残り2km。先頭はMovistar Team。

 

残り1kmを切った。まだMovistar Teamが先頭を固めている。アレクサンデル・アランブルで勝利を狙う。

 

最後のゴール前の登りに向けてMovistar Teamが先頭で駆け上がるか。

 

登りスプリント勝負だ。

 

マイケル・マシューズが先頭に立った。

 

  

マイケル・マシューズの後方からDecathlon AG2R La Mondiale Teamのピエール・ゴーシェラが上がってくる。

 

マイケル・マシューズがロングスプリントだ。

 

マイケル・マシューズ、ピエール・ゴーシュラ、アレクサンデル・アランブルと続く。

 

 

マイケル・マシューズが後ろを確認。

 

マイケル・マシューズがゴールラインを駆け抜けた～!

 

最後は猛烈なスピード。凄いパワーで今シーズンの初勝利をあげた。Team Jayco AlUlaは、サントス・ツアー・ダウンアンダーではルーク・プラップの落車によるリタイヤ。

期待のカレブ・ユアンは熱射病からの回復が上手くいかず勝利はなかった。だが、Team Jayco AlUlaは、ディラン・フルーネウェーヘンがクラシカ・コムニタット・バレンシアナ 1969を制しており、チームは早くも4勝目の勝利となった。

いまのところUCIポイントランキングも1位だ。

 

リザルト

マイケル・マシューズのコメント

素晴らしい勝利を収めてきたスペインでレースをすることは、私にとっていつも特別なことだ。また、このレースの最初の勝者になることもまた、とても特別なこと。

最初のゴールライン通過は表彰の役割を果たしたが、全員がゴールに向かって良い位置に着こうとしていたため、非常にストレスがかかった。私たちに期待されていることに応え、チーム全体にとって素晴らしい週末を終えることができたチームメイト全員にとても感謝している。