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シクロクロスワールドカップ2024第13戦ベニドルム マチュー・ファンデルプールがポストに激突

海外情報
UnsplashMarkus Leoが撮影した写真
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マチュー・ファンデルプールは、今シーズンの11戦目に望んだ。

ベニドルムはスペイン開催のワールドカップなので、マチューはキャンプ地から40kmほど自転車に乗って会場入りしている。

高速コースで違いを生み出すのが難しいコースだったけれど、マチューは2度の悲劇に襲われてしまった。

 

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1周目からチェーン落ち

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット

 

2列目からスタートしたマチュー・ファンデルプールだったけれど、10番手当たりで走行。

だけど、スタートして1分ほどで、マチューはストップ。コースの端によって止まってしまった。なんとチェーンが落ちてしまったのだ。上の画像では右上に見える。

これにより、大きく順位を落としてしまい追い上げをすることになった。この追い上げショーが素晴らしかったのだけど。

 

ロケット発射!

 

高速コースでは、中々前に上がれない。マチュー・ファンデルプールが勝負所として選んだのは長い登りの直線だった。

まあ、凄いロケットスパートで、前をいくライダーを次々にパス。前を走る5人が止まっているのかのようなスピードで一気に先頭集団まで追いついてしまった。

これだけの破壊力があるのだから、誰も太刀打ちできるものではない。残り4周の登りでも一気に先頭まで駆け上がっている。

ついてこれたのはワウト・ファンアールトだけだった。ここで勝負をかけると思われたのだけど。

 

ポスト激突

 

残り2周で、サンドボックスを抜けたところで、ポストに激突。クッションは巻かれていたけれど、右肩を強打してしまった。

 

別角度からの映像

 

さすがに、走れないかと思われたけれど、マチューは立ち上がっている。10番手から、最後は頑張って登りで前を抜き去り12秒差の5位まで順位を上げたのは凄いことだ。

11連勝とはならなかったけれど、これもレースだ。

 

マチュー・ファンデルプールのインタビュー

マチュー・ファンデルプールのコメント

最初はチェーンが外れて追いかけなければならなかったが、大丈夫だった。しかし、砂場を通過した後の最後から2周目で、肩を少し打ちすぎて、もう終わったと悟った。もはや新鮮な脚ではない。

 

転倒する前、登りのアスファルトストリップでアタックしてましたね。もっと早くそこで別の攻撃を仕掛けることはできなかったのだろうか?

その登りではワウトのようなライダーを放出するには短すぎる。距離も非常に短いので、体力を消耗する可能性があるのはここだけだ。

もちろん残念なことだが、夜も眠れなくなるわけではない。私は本当に怪我をしなかった。それはそれほど悪くなかった。肩は大丈夫なのでトレーニングを続けられる。

 

今シーズンは、クロスを一度も失ったことはなかった。しかし、11連勝にはなりませんでしたね。

それは私にとって特に心配なことではない。2週間以内にベストの状態になるように努めている。私もそのために一生懸命練習した。

だから、確かに脚が新鮮ではないと感じた。まだ効果はあったかもしれないが、最後までエキサイティングだったことは間違いない。

 

このベニドルムのコースについては?

私の意見では、クロスカントリーではそのようなコースはもうあってはならない。去年優勝した時もそう言っていた。もちろん観客が多くを補ってくれるが、純粋にコースという観点から言えば、それは私にとって決して必要なものではない。

お互いを排除することはほぼ不可能であり、常に最後まで戦いになるので、視聴者にとって素晴らしいことであると理解している。

 

マチュー・ファンデルプールは、インタビューでは終始笑顔。別に敗れたことを凄く悔やんでいる様子ではなかった。結構な勢いでぶつかったけれど、クッションがかなり有効に効いていたようで、ケガがなかったのが不幸中の幸いだ。

マチュー・ファンデルプールは、ターボルの世界選手権までは後2回シクロクロスレースがある。万全のコンデションまであげていかないといけない。

 

 
 

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