ツール・ド・フランスに向けた準備を進めるレムコ・エヴェネプールが、スペインのテイデで行われている高地トレーニングキャンプの様子を自身のYouTubeチャンネルで公開した。
動画のなかで彼は、これまでベールに包まれていた自身の閾値パワー(FTP)や、過酷なトレーニングメニューの詳細を明かしており、グランツールに向けた仕上がりの良さをうかがわせている。
驚異のFTP425W 限界を押し上げるインターバルトレーニング
この投稿をInstagramで見る
レムコ・エヴェネプールが公開した動画では、休息日と高強度のトレーニングを行う日の2日間に密着している。特に注目したいのは、4時間半に及ぶ高強度のトレーニングライドだ。
この日のメニューは、反復的な機能的作業閾値パワー(FTP)でのインターバル走を目的としたものだった。
FTPとは、選手が1時間維持できる最大の平均パワーを指し、トップ選手の具体的な数値が明かされることは非常に珍しい。
トレーニングの構成は、ウォーミングアップのテンポ走20分間に続き、FTP強度で15分を1回、12分を2回、10分を1回、最後に8分を2回という非常に過酷な内容であった。
パフォーマンスコーチのダン・ロランは、これを「長い登りやレースでの定常的なペース配分に体に慣れさせるためのスレッショルド・セッション」と位置づけている。
トレーニング中の乳酸値測定の際、会話のなかでレムコ・エヴェネプールのFTPが425Wであることが示唆された。この驚異的な数値は、彼がツール・ド・フランスの長い山岳ステージに向けて極めて高いレベルにあることを証明している。
以前タデイ・ポガチャルが415Wだと推測されるStravaデータが出ていたけれど、それを上回っていることになる。
強度の高い1日を終えたレムコは、消費カロリーが5,113kcalに達したことを報告し、高地でのハードなトレーニングにおける食事とリカバリーの重要性を強調している。
レムコ・エヴェネプールの体重が現在63kgならば、6.7W/kgとなる。かなり絞ってきているので山岳への対応が出来ていそうだが。
以前、体重だけを落とした時にパワーまで失われて失敗した経緯もある。果たして今回のツールではどうなるのか。
According to his YouTube video posted today, Remco Evenepoel’s threshold is about 425w
That would be 6.7w/kg at 63 kg pic.twitter.com/mUQMShzMhe
— Zach Nehr (@zachnehr) June 10, 2026
レムコ・エヴェネプールのコメント
今日は4時間半のライドで、FTPエクササイズを行った。ウォーミングアップとして20分のテンポ走から始め、その後15分のFTP、次に12分のFTPを2回、10分のFTPを1回、そして8分のFTPを2回こなした。
とにかくプッシュし続けなければならないから、本当にきつかった。明日は7時間のライドが控えているから、今日の高強度トレーニングの後はしっかりリカバリーする必要がある。
親友のマッティア・カッタネオがかつて言ったように、もうボロボロだよ。




コメント