ロンド・ファン・フラーンデレンのディングチャンピオンであるマチュー・ファンデルプールはゼッケンナンバー1番でスタートする。
マチュー・ファンデルプールはシクロクロス世界選手権で優勝したあとも、すぐにロードレースを忙しく初めていた。
UAEツアーでは、いきなり第1ステージで優勝。ストラーデビアンケでも勝利。だが、ドワルス・ドール・フラーンデレンでは調子の良さは感じられなかった。これは暑さも影響していたことは確かだが。
マチュー・ファンデルプールは、この後アルデンヌクラシックに出場と思われていたが、どうやらスケジュールは大きく変わってくるようだ。
アムステルゴールドは走らない
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2019アムステルゴールドでは、ロードレースの常識を覆す走りを見せて優勝したマチュー・ファンデルプール。
だが、今年オランダのファンは彼の姿を見ることはないようだ。
フランダース前の記者会見で、今月後半にアルデンヌクラシックに出場するのではなく、夏の後半に目標を達成するためのトレーニングに集中すると述べている。
東京オリンピックでのマウンテンバイク出場は、マチュー・ファンデルプールの大きな目標であるため、彼は5月にノボメストマウンテンバイクワールドカップに出場し、7月にツールドフランスに戻る予定だ。
ロードシーズンを始めたとき、最高の基盤がなかった。シクロクロス世界選手権の直後にロードを始めた。
状態も良かったしね。ストラーデビアンケとティレーノでそれを証明したが、今ではそれらのイタリアのレースよりも少し少なくなっていることを認めなければならない。
レースで15日しか走らなかったにも関わらず、すでに長くて特に激しいシーズンのように感じている。良かったけど、フランダースツアー後のマウンテンバイクはもう楽しみにしているんだ。
日曜日から2週間休み、アルプシュタットとノベメストで開催されるマウンテンバイクワールドカップに向けて準備を整えている。
それらは私にとって非常に重要だ。オリンピックに必要なポイントを集めなければならない。これらのレースでは、東京でのスタートポジションをより良くするために、できるだけ速くフィニッシュしたいと思っている。
マウンテンバイクブロックの後、トレーニングキャンプに行き、その後、スイスツアー、オランダ選手権、ツール・ド・フランスに乗る。
コロナのせいで、ツールとゲームのどちらかを選択するオプションは実際にはないけど、焦点が後者にあるのは確かだ。
マチュー・ファンデルプールは、ここ数日は原付バイクの後ろでバイクペーサーをして調整している。
ドワルス・ドール・フラーンデレンでは、25℃という気温にやられたようだ。ティレーノ〜アドリアティコ の後に、疲れていたが2週間で可能な限り良くなるように努めたとも語っている。
マチュー・ファンデルプールのロードスケジュール
ここまで、マチュー・ファンデルプールの成績と今後のロードスケジュール。
今シーズンすでに4勝。クールネ〜ブリュッセル〜クールネではラスト83kmからアタック。後ろからの援護の追走はなく、ゴール前で捕まってしまう。
ル・サミンではハンドルが破損してもゴール前でチームメイトのティム・メイリエのために引き続けた。
結局CANYONのハンドルは、一度落車によって強度が落ちていたことは間違いないようだ。これはCANYONも確認している。ハンドル幅が変更出来る部分には全く問題なかった。
カーボンハンドルなのでプロレースで一度でも、落車しているならば交換しておいたら問題はなかっただろう。
CANYONは、クランプ部分のハンドル形状を丸形に戻して、厚さも標準に戻した強化ハンドルバーに交換することをユーザーに約束している。
マチュー・ファンデルプールはティレーノ〜アドリアティコ でも2勝をあげたが、逃げ切りステージでも最後には消耗してしまい、ギリギリでゴールしている。
これが深く入ったという表現となるレースだ。
マチュー・ファンデルプールは、長いインタビーの中で、すでに新鮮さを欠いているとコメントしている。
ロードまでの切り替えでは、2週間のオフを取っただけでトレーニングキャンプも1週間しか走っていない状態でUAEツアーに来ている。それでも勝利してしまうのは凄いけど。
まずは、一旦休憩してマウンテンバイクに切り替えだ。また、6月にはロードに戻ってくるので期待して持っておこう。
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