マチュー・ファンデルプールは、Alpecin-Fenixと2025年まで延長契約となった。
マチューは、30歳までチームに滞在するということになる。
2024年のパリオリンピックまでは、ロード・マウンテン・シクロクロスの3つの世界チャンピオンを目指すことも合わせて発表している。
16歳から所属
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— Alpecin-Fenix Cycling Team (@AlpecinFenix) September 5, 2021
マチュー・ファンデルプールは、
先を見越すのは好きではないが、3つの異なる分野で世界チャンピオンになることは夢の実現だろう。だから私はおそらくパリ2024年まですべてを組み合わせ続けるだろう。
と述べている。
Alpecin-Fenixだからこそ出来ることだ。ただ、イネオスのトム・ピドコックも同じ道を歩むかもしれないけど。
マチュー・ファンデルプールの今シーズンの走りを少し振り返ると。
2021年シーズンも、開幕戦のUAEツアーから逃げに乗ってスプリントで勝ってしまった。
ただ、チームからコロナの陽性反応が出たので、第2ステージからDNS。
しかし、ストラーデビアンケでは見事に勝利。これも素晴らしいアタックから最後はジュリアン・アラフィリップ、エガン・ベルナルを振り切ってカンポ広場に一人で帰ってきた。
ティレーノ・アドリアティコ第5ステージでは、奇跡的な逃げ切りも果たす。タデイ・ポガチャルに追われながらも逃げ切った。
ツール・ド・スイスでも2勝を上げて、ツールに乗り込む。
そして、ツール・ド・フランスではマイヨ・ジョーヌを第8ステージまで着続けるという離れ業もみせてくれた。
ただ、5年間目標としていた東京オリンピックのマウンテンバイクでは、痛恨の落車をしてしまう。その後、5月から痛めていた腰痛が悪化。
現在、治療中ということだ。
世界選手権とパリ~ルーペも予定には入っているけれど、100%でないならば無理をして出ることもないだろう。ロードシーズンは終了して、シクロロクスシーズンに照準を合わせたほうが良いと思う。
ここで無理をするよりも、長い目で万全のコンデションを取り戻すことのほうは大切だ。さらに、素晴らしいミラクルな走りを見せてくれるためにも。
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