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ティレーノ〜アドリアティコ 第5ステージ 壁のステージを制したライダーは驚異の逃げきりを果たす!

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Photo by Hu Chen on Unsplash
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第4ステージで、リーダージャージを奪われたワウト・ファンアールトは総合で35秒のタイム差をタデイ・ポガチャルにつけられている。

ワウト・ファンアールトは、大きなギャップだが、時間を埋め合わせるチャンスは3回あると言う。まだ、あきらめておらず、次の3日間はそれを目指すと言っている。

理論的には、中間スプリントで3、2、1秒のボーナスタイムがあり、フニッシュでも10、6、4秒のボーナスがあるので可能だけど。

ただ、最終ステージは個人タイムトライヤルなのでボーナスタイムはない。稼ぐならばこのステージと第6ステージだけとなる。

マチュー・ファンデルプールは、このステージを狙っているとレース前からコメントしており、今年も勝利を目指すだろう。

ワウト・ファンアールトは、逆転するにはこのステージでゴールを狙わないといけない。かなり激しい展開となることを期待したい。

 

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第5ステージ カステッラルト~カステルフィダルド 205㎞

第5ステージコースマップ photo tirrenoadriatico

 

アドリア海沿岸に沿ったカステッラルトからスタートし、最初の100kmは平坦となる。海岸線なので風の影響はあるだろう。

その後は約20キロのローカルサーキットを4周回する。この中に壁と呼ばれる坂が登場。

 

photo tirrenoadriatico

登坂距離は1.8kmと短いが、最大勾配が19%の壁が現れる。ここを4回越えないといけないので、確実に足は削られる。

だが、ゴールはこの頂上ではない。

 

ゴールプロフィール  photo tirrenoadriatico

昨年は、ここで20km独走していた、マッテオ・ファッブロ(BORA)を抜いてマチュー・ファンデルプールが勝利している。

最後にこの坂を駆け上がるライダーは誰だろうか?

 

5人の逃げ

photo Tiz-cyclingストリーミングより 以下同様

昨日ステージでは、最後に姿がみえなかったジュリアン・アラフィリップ。ステージは、17位という結果になっている。

第2ステージで優勝したけど、今日も狙い目のステージだ。

 

今日からポイント賞ジャージとなったワウト・ファンアールト。

今日のステージはなんとしても取りたいのではないかな。3位以内に入ってボーナスタイムを獲得したいところだ。

 

4賞のジャージを着ているライダーは左から

  • ポイント賞  ワウト・ファンアールト(Team Jumbo-Visma)
  • リーダージャージ タデイ・ポガチャル(UAE-Team Emirates)
  • 山岳賞 マッズ・ウルスシュミット(Israel Start-Up Nation)
  • ヤングライダー賞 ジョアン・アルメイダ(Deceuninck – Quick Step)

 

スタートからフィリッポ・ガンナが全開で引いて逃げ集団を作り出す。

 

タイム差は、残り88kmで3分45秒のタイム差。

  1. BILBAO Pello (Bahrain – Victorious)
  2. GANNA Filippo (INEOS Grenadiers)
  3. STANNARD Robert (Team BikeExchange)
  4. BALLERINI Davide (Deceuninck – Quick Step)
  5. RICKAERT Jonas (Alpecin-Fenix)

 

ヨナス・リーカールト(Alpecin-Fenix)が下りで少し遅れている。まあ、この距離ならば追いつくだろう。

マチュー・ファンデルプールのために、少しでも粘らないといけない。

 

ゲラント・トーマスは、集団の前面に出て風を受けながら走っている。イネオスは今日は誰で勝負するのだろうか?

 

雨が降り始めた中で、集団から二人がアタックをかける。先頭までは1分50秒あまり。

MADOUAS Valentin (Groupama – FDJ)と、Team BikeExchangeのライダーだったが、確認する前に~。

 

カスパー・アスグリーンが引いて、すぐに二人を吸収する。

 

残り、65kmとなってマチュー・ファンデルプールがアタックだ。

 

ジュリアン・アラフィリップは3番について反応するが。昨日頑張ったワウト・ファンアールトはついていけない。

 

ジュリアン・アラフィリップもちぎれてしまう。寒いのは苦手のようだ。

 

 

先頭集団から降りてきた、ジョナス・リカールトがマチュー・ファンデルプールのために引いて登る。

 

先頭は3人となっている。ガンナ先頭で下り始める。

 

マチュー・ファンデルプールが下りで抜け出そうとすると、タデイ・ポガチャルがチェックに入る。タデイ・ポガチャルは回復力が速いので、昨日の疲れもないようだ。

これは次の勝ち逃げが完成しそうだ。ガンナとは8秒しか差がない。

 

ワウト・ファンアールトは下りでおいついてきた。

 

下りカーブでBORAのパトリック・コンラットが落車してしまう。雨なので滑りやすいので注意だ。

 

マチュー・ファンデルプールは登りで積極的に前を引く。すでに逃げていたフィリッポ・ガンナを捕まえている。

だが、後ろもすぐに追いついてきそうだ。

 

追いついてきた集団からベルナルがアタックをかける。なんとしても逃げ集団を作るつもりだ。

 

どうやら、ベストメンバーの逃げが完成したようだ。すでに後続を10秒離している。

  1. ワウト・ファンアールト
  2. マチュー・ファンデルプール
  3. セルジオ・イギータ
  4. エガン・ベルナル
  5. タデイ・ポガチャル

この5人で決まるのか?

 

マチュー・ファンデルプールが下りでアタック

マチュー・ファンデルプールが下りで、口に食料を加えたままでアタック!

 

片手で、食べながら後続を引き離しているぞ~。どんだけ凄いんだ。

 

おっと、タデイ・ポガチャルが登りでチェーンが外れたようだ。これはピンチだ。

 

タデイ・ポガチャルはチームメイトに引いて貰って、セカンドグループまで帰ってきた。

 

後続はまとまらない。マチュー・ファンデルプールは一人で逃げ続けている。もうすでに30秒近く離れた。

 

順調に後続を引き離しているが下りでは一人は厳しいだろう。後ろが牽制してくれることを願わないといけない。

このまま逃げ切ると52kmの逃げ切りとなるけど。

 

集団は、UAEのダヴィデ・フォルモロが引くがタイム差は1分を越えてきた。これは逃げ切りが見えてきたか~。

追走集団は16人。セルヒオ・ヒギータは切れてしまった。

 

マチュー・ファンデルプールは好調だ。ダヴィデ・フォルモロとの追いかけっこで、少しずつタイム差を開いている。

 

ワウト・ファンアールトは、この集団で走り最後のゴールでタデイ・ポガチャルに競い勝つつもりだろう。

問題は、ダヴィデ・フォルモロがどこまで持つかだ。彼のアシストが終わった時に新たな展開となるだろう。

 

ダヴィデ・フォルモロも食べながら走っている。まだまだ引き切るつもりだ。ようやく、雨が止んだようなので、少しは走りやすくなってきたかな。

残り32kmとなり、タイム差は1分50秒となっている。3分まで広がれば確実にマチュー・ファンデルプールの勝利が確定だ。

 

エガン・ベルナルは、引いて貰っているので寒いのだろう。ウインドブレーカーを着ようとしているが、中々着れない。

 

ワウト・ファンアールトは中間スプリントを2位通過。ただポガチャルが3位なので、1秒縮まっただけだ。あと34秒ある。

 

エガン・ベルナルは、サポートカーに何かマシンチェックをして貰っている。結局バイク交換した。

 

集団はロットのティム・ウェレンスが少し前にでる。タイム差はすでに2分40秒まで広がっており、もう少し引いて貰っていたほうが良いではないかな。

 

集団からアタックだ。FELLINE Fabio (Astana – Premier Tech)。

 

更に二人が追いつきそうだ。ローカルラップのラスト1周となる。

まず、マルク・ソレル(Movistar Team)が追いつく。DE MARCHI Alessandro(Israel Start-Up Nation)も追いつきそうだ。

マルク・ソレルは総合22位。3分22秒遅れなので、大きなリードはさせないだろう。

 

やはり、マルク・ソレルは登りで二人をちぎって単独でマチューを追うようだ。ステージ2位狙いとなる。

 

追走から、タデイ・ポガチャルがアタックだ。ワウト・ファンアールトは反応出来ない。

 

タデイ・ポガチャルは、前を走るマルク・ソレルまで追いつくつもりだ。

 

残り12KMでタイム差は、2分40秒ある。昨日全く登りには興味を示さなかったのは、この日逃がしてもらうためだ。

総合では20分遅れているので、全く問題ない。

 

登りとなると、タデイ・ポガチャルがすぐに、後ろのマルク・ソレルをちぎってしまった。

 

ポガチャルはマチューとのタイム差を1分30秒まで詰めてきた。追いつくことはないだろうが、これで完全に総合では万全となった。

 

ワウト・ファンアールトも後続から追い上げて、単独となっている。このままいくと3位かな。

 

タデイ・ポガチャルは、さらにタイムを縮めてくる。凄い勢いだ。

 

マチュー・ファンデルプールはかなり疲れている。ラスト1.2KMで19秒まで迫られている。

 

なんと、タデイ・ポガチャルは、後方に見えてきた。凄い追い込みだ。昨日の疲れは全くないのか?

 

 

マチュー・ファンデルプールは疲れ切ってゴール。ガッツポーズをする元気もないほど出し切っている。

 

ゴール後は倒れこんでしまった。

それにしてもゴール手前50kmからの独走で勝利してしまうなんて。これだけ遠くから攻撃されては誰も付いていこうという気にもならないだろう。

登りでは、鋭い加速でおいていかれるし。追い込んできたタデイ・ポガチャルも凄い。2分30秒あったタイム差をほとんど埋めてしまった。

あと少し距離が長かったら逆転していただろう。

マチュー・ファンデルプールは、寒かったので攻撃したと言っている。だが、ラスト20km辺りから疲れはじめ、後ろからポガチャルが来ていると聞くことも出来なかったほどだったという。

すでにハンガーノックの状態になっていたようだ、早くゴールしたかったと。

 

こちらはハイライト動画

 

こちらはマチュー・ファンデルプールのアタックから

 

こちらはラスト300mから

 

リザルト

第5ステージリザルト

Rnk Rider Team Time
1  VAN DER POEL Mathieu Alpecin-Fenix 4:48:17
2  POGAČAR Tadej UAE-Team Emirates 0:10
3  VAN AERT Wout Team Jumbo-Visma 0:49
4  FELLINE Fabio Astana – Premier Tech 1:26
5  BERNAL Egan INEOS Grenadiers 2:07
6  FORMOLO Davide UAE-Team Emirates ,,
7  WELLENS Tim Lotto Soudal 2:18
8  DE MARCHI Alessandro Israel Start-Up Nation ,,
9  LANDA Mikel Bahrain – Victorious 2:25
10  FABBRO Matteo BORA – hansgrohe 2:45

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 1  POGAČAR Tadej UAE-Team Emirates 22:41:41
2 2  VAN AERT Wout Team Jumbo-Visma 1:15
3 4 ▲1  LANDA Mikel Bahrain – Victorious 3:00
4 11 ▲7  BERNAL Egan INEOS Grenadiers 3:30
5 9 ▲4  FABBRO Matteo BORA – hansgrohe 3:54
6 16 ▲10  WELLENS Tim Lotto Soudal 4:30
7 6 ▼1  ALMEIDA João Deceuninck – Quick Step 4:42
8 12 ▲4  BARDET Romain Team DSM 5:03
9 13 ▲4  NIBALI Vincenzo Trek – Segafredo 5:54
10 15 ▲5  YATES Simon Team BikeExchange 6:58

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1  VAN AERT Wout Team Jumbo-Visma 35
2 3 ▲1  VAN DER POEL Mathieu Alpecin-Fenix 27
3 2 ▼1  POGAČAR Tadej UAE-Team Emirates 25
4 4  HIGUITA Sergio EF Education – Nippo 15
5 5  YATES Simon Team BikeExchange 13
6 6  ALAPHILIPPE Julian Deceuninck – Quick Step 12
7 7  BALLERINI Davide Deceuninck – Quick Step 11
8 8  ALMEIDA João Deceuninck – Quick Step 10
9 9  LANDA Mikel Bahrain – Victorious 9
10 10  VAN AVERMAET Greg AG2R Citroën Team 9

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1  POGAČAR Tadej UAE-Team Emirates 21
2 2  WÜRTZ SCHMIDT Mads Israel Start-Up Nation 15
3 3  YATES Simon Team BikeExchange 15
4 18 ▲14  VAN DER POEL Mathieu Alpecin-Fenix 13
5 4 ▼1  ALBANESE Vincenzo EOLO-Kometa 13
6 5 ▼1  BAKELANTS Jan Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 13
7 6 ▼1  BAIS Mattia Androni Giocattoli – Sidermec 12
8   ▼8  BILBAO Pello Bahrain – Victorious 8
9   ▼9  GANNA Filippo INEOS Grenadiers 7
10 7 ▼3  HIGUITA Sergio EF Education – Nippo 7

ヤングライダー賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 1  POGAČAR Tadej UAE-Team Emirates 22:41:41
2 5 ▲3  BERNAL Egan INEOS Grenadiers 3:30
3 3  ALMEIDA João Deceuninck – Quick Step 4:42
4 6 ▲2  FOSS Tobias Team Jumbo-Visma 12:15
5 8 ▲3  SIVAKOV Pavel INEOS Grenadiers 14:23
6 4 ▼2  CARR Simon EF Education – Nippo 14:49
7 2 ▼5  HIGUITA Sergio EF Education – Nippo 21:42
8 7 ▼1  TESFATSION Natnael Androni Giocattoli – Sidermec 28:08
9 10 ▲1  ALEOTTI Giovanni BORA – hansgrohe 29:31
10 11 ▲1  GANNA Filippo INEOS Grenadiers 33:55

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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