マチュー・ファンデルプールは、4月9日のパリ～ルーベで独走勝利を飾って以来レースに出場していない。
現在は、フランスのラ・プラーニュのスキー場付近で高地トレーニングしている。
ツール・ド・フランスが終わった後には、世界選手権ロード、そして、準備なしでマウンテンバイクの世界選手権に出場することもスケジュールに加えている。
昨年と違い、レース数を絞ってトレーニングに明け暮れている感じだ。それについて、マチュー・ファンデルプールは、どう考えているのだろうか?
二つの世界選手権
A busy June month, with some great stage races as well as a few important one-day races. An overview 👇@AlpecinCycling @Deceuninck @canyon_bikes pic.twitter.com/FZyVFvxA1r
— Alpecin-Deceuninck Cycling Team (@AlpecinDCK) June 1, 2023
現在わかっているマチュー・ファンデルプールのレーススケジュールは
- 6月10日 ドワーズ・ドア・ヘット・ハーグランド
- 6月14～18日 バロワーズ・ベルギーツアー
- 7月1日 ツール・ド・フランス
- 8月6日 世界選手権ロード
- 世界選手権MTB
2021ツール・ド・フランス前に、マチューは23日間レースを行っている。昨年は、ツールの前にジロも走った。それによりツールまで31日間レースを走っている。結果は残念なツールとなってしまった。
今シーズンは、13レースに出場しているが、その中にはミラノ〜サンレモとパリ～ルーベでの1位のほか、ロンド・ファン・フラーンデレンとE3サクソ・クラシックでの2位も含まれている。
マチュー・ファンデルプールは、高地トレーニングキャンプからインタビューに答えている。
マチュー、現在の調子は?
すでに良い状態になっている。再びレースができることを楽しみにしているが、我々は現在、レースよりもトレーニングに多くの時間を投資している。気分はかなり良くて、レースの準備はできている。次のブロックを楽しみにしているよ。
他のことを考えることなく、しっかりと準備をしてきたのは今年が初めてだ。過去には、少し準備が足りず、やりすぎてしまうこともあった。
今年のカレンダーには、スイスもドーフィネもありませんね。
スイスやドーフィネに行って、登りをグルペットで走るのは、あまり意味がない。
今の僕の準備は、昨年のジロとは比較にならないと思う。今は本当に完璧な準備ができている。ツール中はあまり力を入れても意味がないんだけど、あまり遠慮することもない。
それが成功すれば、それは良いことだ。再びレースに出場できることに本当に興奮しているので、それは私にとって良いことだ。しかし、それは良くないことでもある。なぜなら、もし落ちてしまったら、長い準備期間が無駄になるからだ。
レースをしたことがある私の人生ではたくさんのことが起こっているので、それを行うときはそれが重要であることを確認する。
今年のツール・ド・フランス第1週のバスクのステージはイエロージャージを獲得するのにチャンスがあるように思いますが、それについては?
ここまでは何の心配もなく、本当に良い準備をしてきた。スペインでの良いトレーニング一週間を過ごし、今はフランスで良いトレーニングを行っている。
スタートからイエロー…..難しいと思う。最初から本当に大変だ。本当に最高の調子でいる必要があるが、何人かの優れたクライマーがそれを達成したときは難しい。
黄色のジャージに焦点を当てるなら、クラシックライダーがそこに到達するのは難しいと思うが、私たちは努力する。
どのような野望を抱いてフランスへ行くのでしょうか？ ポイント賞も狙っている?
ステージで優勝したいし、できる限り良い成績でパリに行きたい。昨年のジロと同じくらい良いツールに乗りたい。緑色のジャージ？ いいえ、それは、ジャスパー・フィリプセンのものになるだろう。
世界選手権ロードもクラシックハンターに有利に見えますが?
もちろんロード選手権では調子は良くなるので、どこまで終わるか試してみたいと思う。
1週間後のMTB世界選手権も出場するのですか? すぐにオリンピック中の激しい転倒を思い出させます。背中はどうですか？
そのことについて話し合ったが、通常はロードの1週間後に、マウンテンバイクでも世界選手権に出場するつもりだ。
特別な準備はせずに、プレッシャーをかけずにそこに到達し、適応できるように努める。私はまだそこにいる。そしてもしかしたら何か良いことが起こるかもしれない。
背中については、取り組み続けなければならない。今、週に2日ジムに行っている。そして、それは問題を制御するのに役立っている。今の状況に満足している。
マチュー・ファンデルプールは、MTBの欧州チャンピオンであり、2018年には世界ランキング3位。しかし、2021年のオリンピックで転倒して以来、MTB競技には出場していない。
準備なしで、MTB選手権でどれだけ走れるのだろうか。ライバルは、オリンピックチャンピンのトム・ピドコックとなりそうだ。
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