2024 ヨーロッパ選手権タイムトライヤル男女エリートの結果は?

ディフェンディングチャンピオンのジョシュア・ターリングは英国がヨーロッパ選手権に選手を派遣しないのでいない。

フィリッポ・ガンナも、レムコ・エヴェネプールもワウト・ファンアールトもいないので、誰が勝つのかわからない状態だ。

 

過去の優勝者

• 2023　ジョシュア・ターリング
• 2022　シュテファン・ビッセガー
• 2021　シュテファン・キュング
• 2020　シュテファン・キュング
• 2019　レムコ・エヴェネプール
• 2018　ヴィクトール・カンペナールツ
• 2017　ヴィクトール・カンペナールツ
• 2016　ジョナタン・カストロビエホ

 

女子エリート個人タイムトライヤル  ヒュースデン・ゾルダー～ハッセルト 　31.2 km

 

スタートはゾルダーのサーキットから。男子も女子も同じ31.2kmのコース。パワー系ライダーが有利なコースだ。

 

エレンファン・ダイク　オランダ

割と早めの登場のエレンファン・ダイク。37歳で3度の世界選手権個人タイムトライヤル王者。

 

第1計測13分28秒と暫定トップ。

 

第2計測は、24分44秒で暫定トップ通過。前走者を捕らえそうだ。

 

エレンファン・ダイクは、39分44秒で暫定トップに。

 

アナ・キーゼンホファー　オーストリア

東京オリンピックロード金メダルのアナ・キーゼンホファーは第2計測25分52秒の暫定6位。

ゴールは41分11秒。

 

ロッテ・コペッキー　ベルギー

2023世界選手権ロード王者のロッテ・コペッキーがスタート。

 

ロッテ・コペッキーがエレンファン・ダイクを3秒上回って暫定トップに。

 

第2計測でエレンファン・ダイクを14秒上回っている。av46.6km/hと男子並み。

 

ロッテ・コペッキーは39分とエレンファン・ダイクを44秒上回る断トツのタイムでゴール。av47.984km/h。

 

女子エリート　リザルト

優勝したロッテ・コペッキー

今回は、大会とここでペースプランを立ててくれたコーチに感謝しなければならない。とても現実的なプランだけど、この数字は簡単に達成できた。

私自身はまだ余力があったので、設定されたパワーに乗ることができた。とても素晴らしいタイムトライアルだった。

中間ポイントごとにタイムを稼げたので、道中の士気にもつながった。決定的な区間は向かい風で、10キロから15キロの間だった。あそこで大きな差をつけることができた。

でも、30キロのタイムトライアルをどうこなすか、まだ少し勉強が必要ね(笑)。

 

2位　オランダのエレンファン・ダイク

 

ステージ4位のオランダのリエジャン・マーカス

 

 

男子エリートタイムトライヤル　ヒュースデン・ゾルダー～ハッセルト 　31.2 km

U23は、ベルギーのLotto Dstnyで走るアレック・セガートが断トツのトップタイムでタイトルを獲得した。これで3年連続だ。まあ、エリートでも早いのだから当たり前か。

 

テイメン・アレンスマン　オランダ

ブエルタをコロナでリタイヤしたテイメン・アレンスマンがスタート。

 

第1計測12分22秒。各選手の目標タイム差となりそう。

 

テイメン・アレンスマンは天候に恵まれた。雨なしでゴールタイムは、36分9秒。

 

ニルス・ポリッツ　ドイツ

ドイツTT王者のニルス・ポリッツがスタート。

 

第1計測12分37秒で暫定2位。

 

ニルス・ポリッツは、ゴールでは、テイメン・アレンスマンから7秒遅れの暫定2位。

 

エドアルド・アッフィニ　イタリア

ブエルタのTTでも好タイムをたたき出していたエドアルド・アッフィニがスタート。

 

路面が濡れてきた。エドアルド・アッフィニは、テイメン・アレンスマンのタイム差に届かない。暫定2位に。

 

エドアルド・アッフィニが第2計測でテイメン・アレンスマンの記録を23秒抜いて暫定トップに。

 

エドアルド・アッフィニが35分15秒でテイメン・アレンスマンを抜いて暫定トップ。

 

カスパー・アスグリーン　デンマーク

こちらもブエルタ組。カスパー・アスグリーンがスタート。

 

カスパー・アスグリーンは第1計測暫定4位通過。

 

カスパー・アスグリーンは36分22秒で暫定4位。

 

ソーレン・ヴァーレンショルト　ノルウェー

2022世界選手権U23タイムトライヤル王者がスタート。

 

第1計測、テイメン・アレンスマンから18秒も遅れている。

 

第2計測38秒遅れの暫定4位通過。雨に少しずつやられている。

 

カスパー・アスグリーンのゴールタイムは36分25秒で暫定5位。

 

ダン・フール　オランダ

第1計測で12分20秒で算定トップ。ゴールは、35分42秒で、暫定2位。

 

ヴィクトール・カンペナールツ　ベルギー

TTでの勝利となるか。

 

第1計測暫定5位と振るわない。

 

ヴィクトール・カンペナールツは、暫定4位。ブエルタの疲れありか。

 

シュテファン・キュング　スイス

2024 ブエルタ最終ステージのTTで優勝したシュテファン・キュングがスタート。

 

断トツの優勝候補だ。

 

シュテファン・キュングは、第1計測12分11秒とダン・フールの記録を9秒更新。

 

シュテファン・キュングはカーブをギリギリでクリアー。第2計測を22分2秒でエドアルド・アッフィニから1秒遅れの暫定2位通過。

 

なんと～。シュテファン・キュングは、35分25秒でエドアルド・アッフィニに10秒届かない。ブエルタの好調はどこに～。

 

マティア・カッタネオ　イタリア

TTスペシャリストのマティア・カッタネオがスタート。

 

第1計測で暫定4位通過。雨に結構降られている。後半のライダーほど不利だ。

 

マティア・カッタネオは14秒遅れで暫定3位通過。

 

マティア・カッタネオは、35分35秒で暫定3位。

 

シュテファン・ビッセガー　スイス

シュテファン・ビッセガーが全く振るわず、12位と惨敗。

 

この瞬間、イタリア代表でTeam Visma | Lease a Bikeのエドアルド・アッフィニが勝利。見事にヨーロッパタイムトライヤルチャンピオンに輝いた。

2018年にヨーロッパ選手権タイムトライヤルU23で勝利。実に6年目でエリートの勝利となった。

エドアルド・アッフィニは、プロでの勝利は、実に5年ぶり。キャリア3勝目はビックタイトルとなった。これで来シーズンは白いヨーロッパチャンピオンのジャージを着用してタイムトライヤルに登場することになる。

 

リザルト

優勝したイタリア代表のエドアルド・アッフィニ

最後の選手がゴールした直後、アッフィーニは涙を流した。同胞のフィリッポ・ガンナからの電話、そしてコーチたちとの抱擁が、一瞬彼の胸に迫った。それからしばらく経っても、感情はまだ収まらない。

なんて言っていいかわからないよ。最高の気分だよ。優勝から遠ざかって長いからね。僕はいつもそこにいた。いつも自分の仕事をしてきた。

今日はプレッシャーなしでスタートした。この3週間は僕にとってタフなブエルタだった。これまでで最もタフなグランツールのひとつだった。日曜日はあまり調子が良くなかった。まあまあだったけど、いい結果を出すにはパワーが足りないと感じたんだ。

コーチは、後で良くなるかもしれないと言っていた。スタートして、かなり大丈夫だと感じた。今は信じられない。できるだけ楽しもうと思っている。

明日は、代表チームですぐにまたいい結果を出せるだろう。イタリアから来た家族も、オランダから来た新しい家族も、そこにいるのは素晴らしいことだよ。

 

2位　スイス代表のシュテファン・キュング

大きな目標はまだ先にある。特にヨーロッパ選手権ではね(笑)。すでに2度チャンピオンになると、また勝ちたくなる。今は少しがっかりしている。

勝ちたかったし、ジャージを手に入れたかった。結局は時間との勝負で、時間は嘘をつかない。エドアルド、おめでとう。僕のほうは物足りなかった。

いい脚はあったけれど、最後の3週間は登りすぎた感じだった。今日は平坦区間で十分なスピードを出せなかった。完全に平坦なタイムトライアルになると、難しくなるんだ。

ブエルタの最終日は良かったですね。

かなり気分が良かった。だから日曜日に圧倒的な勝利を手にすることができたんだ。今日もタイムトライアルだったから、今日が終わっても慌てないよ。

チューリッヒまではまだ2週間ある。少し回復してから、また別の話になるだろう。大きなゴールのためにトップでいるためには、総合成績が少し落ちるほうがいいこともあるんだ。

ブエルタ、ヨーロッパ選手権、ワールドカップと、忙しい日々が続く。先週の日曜日、勝利を楽しむことができたのだろうか？

楽しむ時間はあまりない。私の頭の中では、ワールドカップまでは完全にタイムトライアルに集中している。ブエルタでの勝利はまだあまり考えていない。ロードレースとタイムトライアルでいい結果を出したい。その後、楽しむ時間は十分にある。