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「このコースは彼のために作られた」ヨナス・ヴィンゲゴーがツール・ド・フランスのコース設計を嘆く

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2026 ツール・ド・フランスで、タデイ・ポガチャルに対抗するため、ヨナス・ヴィンゲゴーはこれまでとは異なる戦い方を考えていた。

ポガチャルの最大の武器である爆発的な加速を封じるため、長い上りを利用して徐々に消耗させる――。

しかし、実際のレースでは、その狙いとは逆にポガチャルが得意とする展開が何度も訪れることになった。

そしてツール第15ステージを前に、ヴィンゲゴーがチームのドキュメンタリー映像の中で、その苦しさを率直に語っていたことが明らかになった。

 

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このコースはポガチャル向き

 
 
 
 
 
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2026 ツール・ド・フランスで、ヨナス・ヴィンゲゴーはタデイ・ポガチャルを倒すための明確なプランを持っていた。

それは、ポガチャルの鋭いアタックに付き合うのではなく、長い上りでペースを刻みながら徐々に脚を削っていくことだった。

ヴィンゲゴー自身も、ポガチャルの強みを抑えるために、より長い上りを重視した戦略を取っていた。しかし、レースが進むんでいっても、その思惑はなかなか形にならない。

問題だったのは、上りの後に待っていたコースだった。ヴィンゲゴーはチームのドキュメンタリーの中で、

「このコースは彼のために作られたようなものだ。今日は何もできなかった。彼はあまりにも爆発的だった。」と振り返っている。

ヴィンゲゴーにとって厄介だったのは、上りでわずかな差を作っても、その後に下りや平坦区間が待っていたことだった。

「たとえレースの展開を少しでも激しさを抑えようとしても、下り坂や平坦区間がある以上、それについてはどうすることもできない。」

ヴィンゲゴーはそう語っている。

つまりヴィンゲゴーが狙っていた「長い上りでポガチャルを消耗させる。」という戦い方をしても、その後にポガチャルの爆発力や総合力が生きる区間が残されていた。

そして第14ステージでは、ヴィンゲゴーはポガチャルに対して44秒を失った。その翌日にヴィンゲゴーのツールは鎖骨骨折によって終わることになる。

 

一方、ポガチャルはその後もレースを支配。第19ステージではアルプ・デュエズで圧倒的な走りを見せ、マルコ・パンターニのクライミング記録まで更新することになった。

 

ヴィンゲゴーが感じていたのは、単純な「ポガチャルが強かった」ということだけではない。

自分たちがポガチャルの弱点を突こうとしても、その弱点を突くための展開がコースによって途切れてしまう。

 

そして、上りの後に待つ平坦や下りでは、むしろポガチャルの総合力が生きてしまう結果につながった。

主催者側は、タデイ・ポガチャルのポイント独占を避けるためにルールも変更した。

 

これとは別に、コースも考えないといけないのでは。ファンが見ていて面白いのは、最後まで誰が勝つのかわからない展開だ。最終的には強いものが勝つのは当たり前だけど、ある程度はもつれるコース設計も必要なのでは。

タデイ・ポガチャルは、2030年まで契約しているけれど、これが延長されるという話がある。すでに決定済みとも言われているけれど、ずっと一人が支配し続けては面白味もない気がする。

ヨナス・ヴィンゲゴーがいつまで走るのかもわからないのだ。

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