マチュー・ファンデルプールが44kmの独走をし、ワウト・ファンアールトがジャスパー・ストゥイヴェンに追い付かれてゴールに向かっている時。
突然カメラにAstana Qazaqstan Teamのグレブ・ブリュセンスキーが映りこんだ。
当初は20位で登録されていた。自分は夜中の時点ではそれで公開していたのだけど、どうやらこれは違うらしい。
突然映り込む
Gleb Brussenskiy van Astana Qazaqstan Team neemt kortere route en eindigt op 20e plaats in de E3 Saxo Classic https://t.co/C5jyAqQ7mS
— Wielrennenuptodate (@WielrennenUTD) March 22, 2024
何故、グレブ・ブリュセンスキーが映り込んだかというと。彼は、リタイヤするために、ハレルベーケの通りをゴール地点とチームバスに向かう近道をとったためだ。
その結果、ゴールまで3.2kmの地点で、ジャスパー・ストゥイヴェンとワウト・ファンアールトに追い抜かれたとき、突然彼の姿が見えてきた。
最終的にグレブ・ブリュセンスキーは優勝者のマチュー・ファンデルプールから3分14秒差の20位でゴールした。
ただ、これは後になってからリタイヤに変更されている。まあ、こんなこともありますよね。
ペール・ストランド・ハーゲネスは骨折
#Infirmerie 🚑 / 🇳🇴 Per Strand Hagenes (TVL) a chuté lors du #E3SaxoClassic et le bilan est lourd : fracture du nez. Il rentre chez lui pour se faire opérer et devrait faire une croix sur les prochaines courses.
📷 Sprint Agency pic.twitter.com/WXmGwUDenN
— Renaud Breban (@RenaudB31) March 22, 2024
Team Visma | Lease a Bikeのペール・ストランド・ハーゲネスは、スタートからわずか10kmでの落車に巻き込まれている。
多くのライダーが、序盤から痛手を負うことに。
- HAGENES Per Strand (Team Visma | Lease a Bike)
- OWSIAN Łukasz (Arkéa – B&B Hotels)
- RUSSO Clément (Groupama – FDJ)
- ROOSEN Timo (Team dsm-firmenich PostNL)
- NOPPE Christophe (Cofidis)
- BETTIOL Alberto (EF Education – EasyPost)
- PEYSKENS Dimitri (Bingoal WB)
- VAN BAARLE Dylan (Team Visma | Lease a Bike)
- MONK Cyrus (Q36.5 Pro Cycling Team)
- KRIEGER Alexander (Tudor Pro Cycling Team)
- NEILANDS Krists (Israel – Premier Tech)
- ROWE Luke (INEOS Grenadiers)
- CANAL Carlos (Movistar Team)
- ROMEO Iván (Movistar Team)
Team Visma | Lease a Bikeは、ディラン・ファンバーレも一緒に落車しており、チームは苦境に立たされてしまう。
そして、ペール・ストランド・ハーゲネスは鼻を骨折してしまい、手術となってしまった。
彼は、出場予定だったクリストフ・ラポルトのかわりに出場していたのだけど、スタートからわずか10kmでリタイヤとはついていない。
ペール・ストランド・ハーゲネスは、2021世界選手権ジュニアロードチャンピン。2023年ロンド・ファン・ドレンテで初勝利。この時にはJumbo-Visma Development Teamで走っていた。
2023 ダンケルク4日間第5ステージのクイーンステージで2勝目。
2023 シュパルカセン・ミュンスターラント・ジロでも勝利。
まだ、プロでないのに2023年シーズンだけで3勝をあげていたライダーだ。期待の若手は、4月7日のパリ~ルーベのスタートリストにのっているけど、これは難しいのでは。
Team Visma | Lease a Bikeは、ティシュ・ベノートも落車でリタイヤ。クラシック最強チームは序盤から戦力をそがれていた。
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