2024 コッピ・エ・バルタリ第4ステージ　ギリギリの勝負

第3ステージでは、Team Visma | Lease a Bikeのクーン・ボウマンが2年ぶりの勝利。

ただ、タイム差は総合2位のディエゴ・ウリッシと10秒しかないので、きまった訳ではない。

ゴールのボーナスタイムで総合が決まってきそうなので、気を抜けないステージが続くことになる。

 

第4ステージ    ブリシゲッラ～ブリシゲッラ　

 

モンティチーノをスタートから登っていく。5回上るが短いけれど、差はついてきそう。最後のゴールも登り基調となる。

 

1. 3級山岳　モンティチーノ 　2.7km・6%
2. 3級山岳　モンティチーノ 　2.7km・6%
3. 3級山岳　モンティチーノ 　2.7km・6%

 

スタート前

JCL Team UKYOは、昨年までEquipo Kern Pharmaで走っていた、カルボーニ・ジョバンニが総合12位にいる。日本人選手はアシストとなる。

 

総合2位のUAE Team Emiratesのディエゴ・ウリッシは逆転を狙わないといけない。

 

Team Visma | Lease a Bikeのクーン・ボウマンは、若手主体のチームでリーダージャージを守ることになる。

 

スタート前。

 

ニュートラルスタート。

 

10人の逃げ

8人の逃げに、後方からQ36.5 Pro Cycling Teamのジャンルーカ・ブランビッラとマルコ・ブレンナー(Tudor Pro Cycling Team)が加わる。

1. アレック・セガート (Lotto Dstny)
2. ジャンルーカ・ブランビッラ　Q36.5 Pro Cycling Team
3. マルコ・ブレンナー　Tudor Pro Cycling Team
4.  DE VRIES Hartthijs (TDT – Unibet Cycling Team)
5.  D’AIUTO Filippo (General Store – Essegibi – F.Lli Curia)
6.  PALOMBA Marco (General Store – Essegibi – F.Lli Curia)
7.  MALUCELLI Matteo (JCL Team UKYO)
8.  MUÑIZ Jose Ramon (Petrolike)
9.  RUIZ ACUÑA Jeferson Armando (GW Erco Shimano)
10.  ANSALONI Emanuele (Team Technipes #inEmiliaRomagna)

 

3級山岳　モンティチーノ 　2.7km・6%

登りで、アレック・セガートとマルコ・ブレンナーがぬけだす。

1. アレック・セガート　Lotto Dstny
2. マルコ・ブレンナー　Tudor Pro Cycling Team

 

ジャンルーカ・ブランビッラが追走している。

1. ジャンルーカ・ブランビッラ　Q36.5 Pro Cycling Team
2.  DE VRIES Hartthijs (TDT – Unibet Cycling Team)

 

残り1周

 

先頭の二人が通過。

 

続いて、ジャンルーカ・ブランビッラが通過していく。

 

 

集団はUAE Team Emiratesが引いている。ディエゴ・ウリッシは2番手。

 

アレック・セガートが切れて、Tudor Pro Cycling Teamのマルコ・ブレンナー単独となった。

 

残り19.4km。マルコ・ブレンナーは集団まで1分4秒のリード。

 

追走していたジャンルーカ・ブランビッラが集団に追い付かれそうだ。

 

集団からディエゴ・ウリッシがジャンルーカ・ブランビッラにブリッジ。

 

しかし、残り18.1kmでジャンルーカ・ブランビッラとディエゴ・ウリッシは集団にキャッチされる。

 

残り15.4km。マルコ・ブレンナーは集団まで44秒差。

 

残り12.2km。アレック・セガートは集団に追い付かれた。

 

マルコ・ブレンナー単独。

 

残り9.1kmで36秒差。

 

集団はLotto Dstnyが先頭で引いている。だが、ここからカメラの調子が悪いのかゴールラインばかり映し出される。

 

 

映像が入ってきたのは、マルコ・ブレンナーが捕まってから。集団からEF Education-EasyPostのジェフェルソン・セペダオルティスが抜け出している。

 

アーチー・ライアンが追走にでた。ジェフェルソン・セペダオルティスが前。

 

アーチー・ライアンがジェフェルソン・セペダオルティスを抜いていく。

 

アーチー・ライアンが単独となってゴールを目指す。

 

残り1.9km。10秒のタイム差を稼ぎだした。

 

残り1.5kmで8秒差に。

 

残り900m。集団が迫ってくる。

 

集団が大きく見えてくる。

 

ゴールエリアまで戻ってきた。

 

残り200mを切っているぞ。いけるか?

 

最終コーナーをアーチー・ライアンが抜けてきた!

 

集団が真後ろだ。

 

アーチー・ライアンが後方を確認。

 

アーチー・ライアンが勝利を確信。

 

アーチー・ライアンがゴールを駆け抜けた!

 

    

この差だ。ギリギリで逃げ切った。

 

アーチー・ライアンは、プロキャリア2勝目。2022年にJumbo-Vismaの開発チーム時代にツール・ド・スロバキア第2ステージで勝っているが、2年ぶりの勝利だ。

アーチー・ライアンは、ボーナスタイム10秒を獲得して、総合2位にジャンプアップ。

僅差の2位はLotto Dstnyのジェノ・ベルクモエス。こちらもボーナスタイムで総合5位に躍進だ。

 

リザルト

アーチー・ライアンのコメント(チーム公式サイトより)

その差は十分に大きかったので、勝てると思ったが、プロトンがどれほどの速さで走っているかは分からなかった。

最終コーナーで振り返ったとき、勝てるとわかったが、まだ十分なギャップがあった。 『ロックアップしなかったら、これは手に入る』と思ったんだ。

 

第4ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞