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2023 ツール・ド・フランス Lidl-Trekの新ジャージとメンバーが発表

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Photo credit: mag3737 on VisualHunt.com
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Trek-Segafredoは、6月30日からLidl-Trekとなる。

 

それに先立って、Lidl-Trekの新ジャージがチラ見だけど公開された。合わせてツール・ド・フランスのメンバーも紹介されている。

Trek-Segafredoは、これまで凝ったメンバー紹介の画像や動画を作っていたけれど、今回は非常にシンプル。チーム名変更で忙しく、手抜きなのかな?

 

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Lidl-Trekの新ジャージ

 

パッと見て思ったのはスーパーマンのように少し派手な感じ。背面はタイトルスポンサーとなる Lidlの会社ロゴからデザインをとったような感じになっている。

公式サイトも、今は更新中となっていて、これ以上の情報はない。まずは、プレゼンテーションでお披露目と言った感じか。

ただ、女子のほうは6月30日からGiro d’Italia Donneで着用してスタートとなる。前日の6月29日にはプレゼンテーションでライダーが着用している姿が見られることになる。

 

【追記】

 

かなり派手。バイクは凄くカラフルでボトルもカラフル。バイクのカスタムペイントについては、また詳しく見てみたい。

 

ツール・ド・フランスのメンバー

 

81.ジュリオ・チッコーネ
82.トニー・ガロパン
83.マティアス・スケルモースイェンセン
84.アレックス・キルッシュ
85.フアン・ロペス
86.マッズ・ピーダスン
87.クイン・シモンズ
88.ジャスバー・ストゥイヴェン

 

Trek-Segafredoは、全国チャンピオンを8人も生み出した。

 

  • エミルス・リエピンス ラトビア
  • マティアス・スケルモースイェンセン デンマーク
  • アレックス・キルッシュ ルクセンブルク
  • クイン・シモンズ アメリカ
  • マティアス・ヴァチェク チェコ
  • トムス・スクインシュ ラトビアTT
  • アレックス・キルッシュ ルクセンブルクTT
  • アマヌエル・ゲブレイグザブハイアー エリトリアTT

女子も入れると凄い数の全国チャンピオンを輩出している。これだけで凄いチームが作れそう。

 

マティアス・スケルモースイェンセン

 

マティアス・スケルモースイェンセンは今シーズン絶好調だ。昨年ツアー・ルクセンブルクでプロ初勝利と総合優勝を決めたが、その勢いは止まらない。

まずは、エトワール・ド・ベセージュ第4ステージで勝利。ただ、最終個人タイムトライヤルで、まさかの1秒差で総合優勝を逃している。これは泣くに泣けない。

だが、その後も良いレースが続く。

  • ツール・デ・アルプ第2ステージ優勝 総合5位
  • フォーン=アルデシュ・クラシック 3位
  • グラン・プレミオ・ミゲル・インドゥライン 3位
  • フレッシュ・ワロンヌ 2位
  • リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ 9位

 

そして、ツール・ド・スイスでは、スタート前からレムコがライバルと言っていたけれど、その通りとなった。

第3ステージで勝利すると、一旦はリーダージャージを明け渡すけれど、最終個人タイムトライヤルでも、レムコと1秒差という素晴らしい走りを見せた。

2位となったフアン・アユソー、3位のレムコもツール・ド・フランスには出場しない。初出場となるツールだが、思わぬ順位でゴールする可能性も秘めている。

 

ジュリオ・チッコーネ

 

地元のジロをスキップしてツールに望むジュリオ・チッコーネ。

2019年ジロ・デ・イタリア山岳賞を獲得し、ツール・ド・フランスでもマイヨジョーヌに袖を通したが、それからジュリオ・チッコーネは2年間低迷した。

2020年はコロナにかかってしまい、ジロでは気管支炎の症状を起こしてリタイヤ。オフには鼻中隔形成術の手術もしている。

復活を期した2020年だったが、ジロもブエルタも落車によってリタイヤしてしまう。

 

2022年シーズンは、ジロとツールのダブルに挑んだ。ジロでは第15ステージで逃げ切り勝利。2年の低迷に終止符を打つ勝利となっている。

 

今シーズンは調子が良く、すでに3勝をあげている。

  • ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ第2ステージ優勝 総合2位
  • ティレーノ〜アドリアティコ 総合5位
  • ボルタ・ア・カタルーニャ第2ステージ優勝 総合7位
  • フレッシュ・ワロンヌ 5位
  • リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ13位
  • クリテリウム・ドーフィネ第8ステージ優勝 総合11位

ジュリオ・チッコーネは総合順位を狙うということはないだろう。マティアス・スケルモースイェンセンの山岳アシストとなりそうだ。

だが、狙ったレースでは是非逃げ切り勝利でサングラスを投げ飛ばすゴールシーンを見せて貰いたい。

 

マッズ・ピーダスン

 

上記は、マッズ・ピーダスンが考えたジャージのデザイン。まあ、採用はされてないようだけど。

マッズ・ピーダスンは、2022ブエルタ3勝にポイント賞を獲得したことで、2019年世界チャンピオンはスプリンターとしての可能性を開花させている。

今シーズンは、エトワール・ド・ベセージュ第5ステージの個人タイムトライヤルで優勝。

 

パリ~ニース第2ステージでもスプリント勝利。総合リーダージャージにも袖を通している。

 

元々強かったクラシックでも好調。

  • ミラノ~サンレモ 6位
  • ヘント〜ウェヴェルヘム 5位
  • ドワルス・ドール・フラーンデレン 5位
  • ロンド・ファン・フラーンデレン 3位
  • パリ~ルーベ 4位

ジロ・デ・イタリアは、第13ステージでリタイヤし、ツールに備えている。ツールには、Groupama – FDJのアルノー・デマールが出場しない。

それに、昨年ポイント賞を獲得したワウト・ファンアールトが、今年は狙わないという発言もしており、積極的に中間スプリントを狙いにいくスプリンターは少し減っている。

Lotto-Dstnyのカレブ・ユアンもゴールは狙うけど、中間スプリントはスルーすることが多い。マッズ・ピーダスンが、グリーンジャージを狙ってくるのは間違いない。

 

クイン・シモンズ

 

2019世界選手権ジュニア王者からTrek-Segafredo入り。問題発言があり一時レースから遠ざかっていたこともある。

 

2022年シーズンは勝利がなく、今年が契約最終年。まず、ブエルタ・ア・サンファン第3ステージで勝利。

 

逃げには良く乗っており、2022ツール・ド・スイスでは山岳賞も獲得している。しかし、エースとなれるステージレースは少ない。自分のキャリアを心配していたところで、米国選手権ロードで優勝を果たした。

これは自分のキャリアを救ったかもしれないと本人も言っているように貴重な今シーズンの2勝目だ。米国王者を米国ブランドのスポンサーが切るはずはないからだ。

ツールでは、山岳でのアシストとして活躍することになる。

 

 

 

 

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