2023 パリ～ニース第2ステージ　タデイ・ポガチャルはスプリントポイントも貪欲に

パリ～ニースは、初日からタデイ・ポガチャルとヨナス・ヴィンゲゴーの逃げが見られた。

ヨナス・ヴィンゲゴーは、タデイ・ポガチャルが行くからマークしたようだけど、タディはしっかりとボーナスタイムを獲得して総合でも4秒遅れの3位と好位置につけている。

このステージでは、ファン攻撃がない限りは総合の動きはないのでは。

 

第2ステージ  バザンヴィル～フォンテーヌブロー  163.7km

 

2日目も初日に続いて、スプリンターの戦いとなりそうなコース。あとは風があるかどうか。

後方の斜めに強い西風が吹くと、攻撃が見られるかもしれない。普通にスプリントよりは、ゴール前の攻撃も見てみたいステージとなりそうだ。

 

1. 3級山岳　Côte des Granges-le-Roi　1.4km・4.3%
2. 3級山岳　Côte de Méréville　900m・4.4%
3. スプリントポイント　La Chapelle-la-Reine

 

単独の逃げ

Uno-X Pro Cycling Teamのヨナス・グレゴーが単独で逃げている。

 

集団が割れている。

 

集団先頭はSoudal – Quick Stepのティム・デクレル。

 

3級山岳　Côte de Méréville　900m・4.4%

ヨナス・グレゴーは3級山岳をトップ通過。

 

集団は46秒遅れで通過。

 

ヨナス・グレゴーの後ろに集団が迫る。

 

ヨナス・グレゴーは残り53.5kmと速い段階で捕まった。今日はスプリントだ。

 

残り38.8kmでTotalEnergiesのピエール・ラトゥールが落車。カーブを曲がってすぐに中央分離帯があって乗り上げたようだ。昨日は、最後にアタックをかけていたほど調子が良いのに残念。

 

ピエール・ラトゥールは、バイク交換して走りだす。

 

前でチームメイトが待っていた。

 

サポートカーの前には集団が見えてきた。

 

ピエール・ラトゥールは、なんとか集団復帰。

 

集団はスプリントに向かっている。

 

スプリントポイント　La Chapelle-la-Reine

スプリントポイント前にUAE Team Emiratesがトレインを組んでタデイ・ポガチャルをアシストしている。

タデイ・ポガチャルの後ろを取ろうとするネイサン・ファンフーイドンクがマイケル・マシューズの肩を押しているぞ。

 

UAE Team Emiratesは、タデイ・ポガチャルを発射。

 

タデイ・ポガチャルは、見事に1位通過。マイケル・マシューズを破った。これでタデイ・ポガチャルは、2秒差でバーチャルリーダーだ。

1. タデイ・ポガチャル　UAE Team Emirates　6ポイント・6秒
2. マイケル・マシューズ　Team Jayco AlUla　4ポイント・4秒
3. ネイサン・ファンフーイドンク　Jumbo-Visma　2ポイント・2秒

 

各チームの位置取りが始まりそうだ。

 

残り2.3km。Alpecin-Deceuninckが先頭。

 

各チームがトレインを組む。

 

あっと、左側で落車だ。

 

3人くらいがこけている。

• DUJARDIN Sandy (TotalEnergies)

 

ラウンドバウトからJumbo-Vismaが先頭で引っ張る。オラフ・コーイのアシストだ。

 

Jumbo-Vismaのエドアルド・アッフィニと、Trek-Segafredoのアレックス・キルッシュが先頭に。

 

左はJumbo-Vismaのエドアルド・アッフィニ。

 

エドアルド・アッフィニのリードアウトからオラフ・コーイが発射。

 

左から、アレクシー・ルナール(Cofidis)、ライオネル・タミニオニー(Alpecin-Deceuninck)、ダニエル・マクレイ(Team Arkéa Samsic)、マッズ・ピーダスン(Trek-Segafredo)、オラフ・コーイ(Jumbo-Visma)と並んだ。

 

マッズ・ピーダスンが少し前にでたか。オラフ・コーイが速いか。

 

横一線となった。

 

ゴールでハンドルを投げた!

誰が勝ったのか?

 

マッズ・ピーダスンがオラフ・コーイを退けた!

元世界王者は、昨年と同様にステージ優勝を獲得。ボーナスタイム10秒を得て総合トップにたった。スプリントポイントで6秒を獲得したタデイ・ポガチャルは総合2位にジャンプアップだ。

 

リザルト

マッズ・ピーダスンのコメント

とても慌ただしいスプリントだった。ほぼ10キロのストレートで、最終的にはもう1つ、ロータリーもあった。しかし、チームは素晴らしい仕事をし、トラブルから守ってくれた。

アレックス・キルシュはその後、素晴らしいリードアウトをしてくれた。危なかったけど、間に合ってよかったよ。

ボーナスタイムで総合リーダーですね。

それもいいことだ。このようなレースで、リーダーになるのは初めてだ。チームタイムトライアルで走れるのはうれしい。そのための強いチームも間違いなくある。

マティアス・スケルモースイェンセンと一緒に良いクラス分けをしたいので、明日は彼のために良い走りをすることがとても重要なんだ。我々は今、明日に集中している。

第2ステージリザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞