ツール・ド・フランスで11勝をあげているアンドレ・グライペル(Team Arkéa Samsic)。
ツール前哨戦となる、 クリテリウム・デュ・ドーフィネをウィルス胃腸炎でリタイヤ。ツール・ド・フランス出場が危ぶまれていた。
胃腸炎も治り、無事にツール・ド・フランスにやってきたアンドレ・グライペル。
インタビューで、これが最後のツール・ド・フランスになるかもと発言している。
Team Arkéa Samsicのスタートリスト
8 coureurs, 21 étapes, Une course de légende !
— Team Arkéa Samsic (@Arkea_Samsic) 2019年7月1日
Notre équipe pour @LeTour :
➡️ Warren Barguil
➡️ Maxime Bouet
➡️ Anthony Delaplace
➡️ Elie Gesbert
➡️ André Greipel
➡️ Kevin Ledanois
➡️ Amael Moinard
➡️ Florian Vachon #TDF2019 #SeSublimer pic.twitter.com/ax1vEY1DTy
チームは、フランス国内チャンピオンとなったワレン・バルギルの山岳アシストが多い。
ワレン・バルギルも、このツール・ド・フランスで復活の走りを見せたいと思っている一人だ。
Arkéa Samsicは、グライペルとワレン・バルギルの2枚看板で活躍する予定だった。だが、二人とも不調のシーズンを送ってしまった。
ワレン・バルギルには、復調の気配が見える。是非とも、チームとしてステージの勝利が欲しいことだろう。
最後のツール・ド・フランスとなるのか
Here we go into my 9th Tour de France….@LeTour
— Andre Greipel (@AndreGreipel) 2019年7月5日
May the luck will be on our side…@Arkea_Samsic pic.twitter.com/TvjNG1AB8w
アンドレ・グライペルの契約は、2020年まで。
2019年シーズンにLotto Soudalから移籍してきた。アンドレ・グライペルのかわりにLotto Soudalは若いカレブ・ユアンという新しいスプリンターを迎えたからだ。
アンドレ・グライペルの2018年リザルトは
2018年シーズンは、7勝をあげた。だが、ツール・ド・フランスではアルプスの山を越えることが出来ず、第12ステージでリタイヤしている。
Arkea Samsicでは、当然2019年シーズンも勝利を量産してくれる予定だっただろう。
しかし、今シーズンは、La Tropicale Amissa Bongo (2.1)の1勝にとどまっている。
これには、アンドレ・グライペルをゴールまで連れて行ってくれるアシストの力不足もあるだろう。グライペル自身、スプリントのパワーとかはトレーニングでは落ちていないと言うのだから。
クリテリウム・デュ・ドーフィネでウィルスによりリタイヤし休養が必要だったが、なんとかツール・ド・フランスには間に合ったようだ。
「コンディションが今後3週間でどのように変化するのかを見てみるつもりだ。
ここ2ヶ月で健康上の問題をたくさん抱えていた。ツールに来れて嬉しい。
ツールで、スプリンターと競うのは簡単ではないが、戻ってこれたのは良いことだ。来年選ばれるかどうかはわからないが、私の最後のツールとして楽しみたい」
グライペルとしては、トップ10フニッシュを狙うことになる。現実的には少しでも上位でフニッシュしてチームにポイントを持って帰りたい所だ。
ツール・ド・フランスならば、各ステージでトップ5以内でゴールすればポイントがつく。
3大スプリンターの一人であったアンドレ・グライペル。マンセル・キッテルはレースから去り、もう一人の盟友カヴェンディシュはツールに出場出来ない。
上位でゴールするアンドレ・グライペルを今一度見てみたい。
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