Simano PROの製品は、プロも使用する製品。
これまでも、PRO Stealth Carbon Saddleがあった。
新製品となるShimano PRO Stealth Superlightp Saddleだが、Superlightpというだけあって軽量化にされている。
Shimano PRO Stealth Superlightp Saddle
これまでの、PRO Stealth Carbon Saddleの形状については、こちらの動画がわかりやすい。
上から見る形状は、Shimano PRO Stealth Superlightp Saddleも変わらないのだ。
新しい、Shimano PRO Stealth Superlightp Saddleは、フルカーボンベース構造を採用することで、145gと軽量化されている。
これまでのPRO Stealth Carbon Saddleが172gなので27gの軽量化となっている。
射出成形カーボンではなく、重ね合わせたカーボンファイバーで作られたサドルは、一体成形されている。
これはレールとシェルが一体となって作られていることを意味しており、それによってフレックスとコンプライアンスをさらにコントロールすることが出来る。
つまり、形状は変わらずレール部分だけが違っており一体化されているのだ。
構造は広がりを防ぐために補強が付いている中心チャネルの切り欠きを使用するが、それでも圧力ポイントを減らす。
全体的な形状は変わらず、幅を広く、支持力のあるノーズが低いエアロポジションやタイムトライアルに適している。
アッパーは滑らかなPUカバーで軽量EVAフォーム。
サイクリングショーツの摩擦を最小限にするために、スムーズなPU生地を使用。様々なビブショーツでカバー材料をテストしている。
その下には、そのアクションカムマウント、CO2マウントなどのための通常のPROアクセサリーアタッチメントポイントがある。
マイケル・マシューズがツール・ド・フランスで使用
マイケル・マシューズはサドルだけでなく、ShimanoのS-PHYRE RC901の新しいバージョンもレースで使用するようだ。
There’s no such thing as too much bling! So we surprised @blingmatthews with these Tour de France inspired hand-painted S-PHYRE RC901’s. 🖌 @CaitlinFielder #ShimanoRoad #SPHYRE #TDF2019 #ShimanoShoes pic.twitter.com/vQ2avjhd3R
— ShimanoROAD (@ShimanoROAD) 2019年7月5日
Proからのプレスリリースで、Sumwevのマイケル・マシューズは次のように述べている。
最初のStealthサドルの発表以来、レースを続けてきたので、新バージョンの軽量化は大きな利点だ。
新しいステルスグラフィックスは気に入っている。
レールがサドルに流れ込む形状は芸術作品のようだ。以前のバージョンと同じくらい快適であることがわかったので、素晴らしいパワー伝達の出来る安定した基盤を手に入れた。 世界最大のバイクレースで使用できるのが嬉しい。
マイケル・マシューズは、2017年のグリーンジャージを獲得している。
Sunwevはトム・デュムランが出場しないので、マイケル・マシューズはスプリントを狙うことが出来るようになった。
ただ、グリーンジャージ獲得のためのチーム編成でないし、本人もスプリント練習を行ってないので、どこまで対応できるかが問題。
新しい、サドルとシューズはスプリントにも貢献してくれるかな。
発売は11月。小売価格は299ドル(3万2千円)。
幅は、145mmまたは153mm幅が選択出来る。
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