イタリアの伊達男、マリオ・チッポリーニが乗るMCipolliniの2023年モデルのRB1K AD.ONEが発表されている。
マリオ・チッポリーニは、キャリア通算189勝しているけど、自分の時代にカーボンフレームがあれば、もっと勝っていたはずと言う。
このRB1K AD.ONEも妥協のない、イタリアブランドの全てが注ぎ込まれている。
RB1K AD.ONE
市販のモノコックは、フレームをパーツに分けて接着剤で固定したものが多い。
この処理により、フレーム構造は長期的に劣化しやすくなり、結果としてパフォーマンスが低下する。
MCipolliniのTCM モノコックフレームは、バラバラなパーツによるこれらの弱点を解消する。フレームが長年にわたって受ける圧力は、より均一で衝撃の少ない方法で吸収されていく。
RB1K AD.ONE は、NKTTの空力研究によりタイムトライヤルバイクの形状をロードに取り入れている。
ダウンチューブは前モデルよりも、さらにボリュームが増しているようにみえるけど、同じ形状。
ヘッドチューブのボリュームが凄い。チタン製のスルーアクセルを採用。
コンポはCampagnoloではなくて、Shimano Dura-Ace Di2 12s R9250が搭載されている。
ディレーラーを排除するソリューションにより、空気力学を向上させるシングルチェーンリングカバーも用意されている。
ホイールは、Lightweight Obermayer EVO。
ダウンチューブも、シートチューブもホイール形状に合わせてカットアウト。フレーム重量は1,010g。フォーク重量は390g。
RB1K AD.ONE spec
- フレーム: MCipollini RB1K AD.ONE
- フォーク : MCipollini RB1K AD.ONE
- コンポ: Shimano Dura-Ace Di2 12s R9250
- クランクセット: Shimano Dura-Ace R9200P パワーメーター 52-36 12s
- リアディレイラー: SRAM Force EXPLR
- チェーン: Shimano M9100 12s
- カセット: Shimano Dura-Ace R9200P 11-34 12s
- ローター: Shimano RTCL900 160 mm
- ホイール: Lightweight Obermayer EVO
- タイヤ:Pirelli P Zero Race TLR 26
- ハンドルバーステム:Vision HB Metron 5D ACR 3K
- サドル: Selle Italia SLR Boost Superflow Carbon Kit
価格については記載がない。
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