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ツール・ド・フランスは若者のスポーツという INEOS Grenadiersのゲラント・トーマス

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2018年にツール・ド・フランスを制したゲラント・トーマス。

2022年にも、今を時めくヨナス・ヴィンゲゴー、タデイ・ポガチャルに次いで表彰台の3位を獲得。ツール・ド・フランスには実に14回も出場した。

最後のツールではステージ優勝を狙っていたけれど、逃げには第7ステージだけ乗れただけだった。最終ステージのモンマルトルの丘を越えるステージを37位でフニッシュした。

 

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ツールは若者のスポーツ

 

ゲラント・トーマスの最後の勝利は2022年のツール・ド・スイス。それ以来勝利自体は勝ち取っていない。

期待されたステージ優勝だったけれど、現在のツール・ド・フランスで逃げて勝つというのは至難の業となっている。それこそ、超距離攻撃を成功させないと普通に山岳ステージで単独で勝利するというのは難しくなっているのだ。

 

ゲラント・トーマスのコメント

引退するには、いいタイミングだ。2007年のツールでは自分が最年少のライダーだったが、今年は最年長だった。 14回も走るなんて本当に信じられない。とんでもない旅だ。

正直なところ、子供の頃にテレビで見ていたツールは、まるで別世界の出来事のように感じていた。
カーディフ出身の子供たちはツールに参加しないからね。

 

しかし、夢を追い続け、21歳でツールデビューを果たした。

そして2007年、スタートラインに立ったんだ。2018年の優勝は私の人生を変えた。でも正直なところ、ツールに乗ることだけが最大の喜びだ。レース、国、人々、ファンを経験することは、決して忘れられないし、当たり前のことだと思う。

 

最後のモンマルトルのステージはどうでしたか?

本当に最悪だった。これまでで最悪の最終ステージだった。でも同時に、あの最終ラップはこれまでで最高の最終ラップだった。

だから、人生における他のことと同じように、良いことも悪いことも受け止めなければならない。

正直に言うと、最終ステージが今回のツールを総括したと思う。バラバラだったし、雨も降っていろいろとあったし、自分の気分を反映しているようなものだった。

完走できて本当に嬉しい。引退を決断したことにも満足している。レースや体力的な面ももちろんそうだが、このスポーツにおける他の全てが変わってしまったと感じている。

選手たちがより良くトレーニングして、より集中しているというだけじゃない。集団が混沌としているように感じるんだ。まるでチキンレースみたいで、誰も動きたがらない。

もしかしたら、最近は若い男性のスポーツみたいになってしまっているのかもしれない。僕はもう歳を取りすぎている。そろそろ引退するべき時だと思う。

 

ゲラント・トーマスの最後のレースは、ドイツ・ツアーを経てツアー・オブ・ブリテンで締めくくる。ツアー・オブ・ブリテンの最終ステージはGの故郷のカーディフだ。

最終ステージもアシストして終わるのか、それともステージを狙うのか。どちらにしても最後のレースとなる。

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