最も暑いコンディションでも涼しくいられるように開発されたPOCの新しいヘルメット、Cytal Lite Cycling Helmetが登場した。
暑いクライミングの日でもオーバーヒートしないよう、すでにツール・ド・フランスでEF Education-EasyPostが着用して実績を残している。
Cytal Lite Cycling Helmet
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最近の傾向では、ヘルメットの前面の換気口が少ない場合が多い。具体的にはロードでTT用のエアロヘルメットなどが典型的だ。だけど、このCytal Lite Cycling Helmetはかなり換気口が大きい。
ヘルメットの前面がより開いているため、ヘルメット内への空気の流入が改善され、通気性が向上し、抵抗も軽減されるという。後ろの開口部の形状も独特なデザインとなっている。
POCによると、カーボン製のウィングは高性能レースカーからヒントを得ているという。このため、頭全体の優れた通気性と冷却性を実現するという。
空気の流れを最適化するために、カーボン製のウィングは形状と厚さが可変になっていると説明。
このデザインは空気の速度を高め、POCがこれまでで最も通気性に優れたロードヘルメットであると主張するものを実現することを目指している。これは見た目でも十分にわかる。
安全に関しては、軽量性と衝突保護の理想的なバランスを提供するとされる低密度 EPS ライナーを使用しており、衝突時の力の分散を助けるように設計されている。
山岳での走りを想定して、重量は200g未満の軽量ヘルメットとなっている。
Cytal Lite Cycling Helmet Spec
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— Capo Velo (@CapoVelo) July 16, 2025
- 前方通気口12個、上部通気口5個、後方排気口6個
- 額に横方向のパッドがなく、内部のパッドが開いているため、通気性が向上
- 軽量で低密度のEPSフォームライナーとミニマリストなポリカーボネートシェルを一体成型
- 軽量バックルとミニマリストストラップで耳の位置を調整可能
- 360°ダイヤルフィット調整と垂直位置調整
- オプションの水平眉パッド
- サングラスをしっかりと固定するためのオプションのアイガレージグリッパー
- 重量を最適化するためにCE EN1078またはUS CPSC認定の2つのバージョン
- 超軽量、わずか180g(CE、Sサイズ)
CE:S 180g、M 200g、L 220g
CPSC:S 240g、M 250g、L 300g - 3つの幅広いサイズ:S(50〜56cm)、M(54〜59cm)、L(56〜61cm)
- 価格 : 350ユーロ(約5万9千円)
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