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2022 ツール・ド・ポローニュ第1ステージ  ゴール前大落車をサム・ベネットがギリギリで回避

海外情報
Christine SchmidtによるPixabayからの画像
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ツール・ド・ポローニュというと、下りゴールで危険とライダーからも声が上がっていたコース。

2020年の第1ステージでは、ファビオ・ヤコブセン(Deceuninck – Quick Step)がディラン・フルーネウェーヘン(Team Jumbo-Visma)にフェンス際に追いこまれてゴールで大落車が発生。

プラステックのゲートは簡単に壊れてしまいファビオ・ヤコブセンは選手生命にかかわる事故となる。これを受けて、ディラン・フルーネウェーヘンは、9か月の出場停止。

 

この事故を受けてUCIは、ゴールレイアウトの規則を変更。そして、ポローニュも、下りゴールから登りゴールへと変わっている。

だが、それでも2022ツール・ド・ポローニュ第1ステージではゴール前で大落車が起こってしまった。動画ではBORA – hansgroheのサム・ベネットがギリギリで回避しているのがわかる。

 

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配置に問題か

こちらは問題の落車シーン

 

レースは3車線を使っていたので十分に道端はあったのだけど、道路標識を囲むようにフェンスを張りだして設置していた。

ライダーがぶつかったのは、ちょうどフェンスが貼りだした部分。ここだけ道端が狭められている。

 

道路標識があり真っすぐ設置できていない 上記動画より

 

フェンスの配置は完全にはわからないけど、もう少し前から、なだらかに設置されていれば上手く回避できたかもしれない。

カーブを曲がってきており、後ろのライダーは前が見えていない状態だったと思われる。

端を走っていた多くのライダーが進路変更したために、影響は全体に及んでしまった。

 

TIZ-cycling ストリーミング スクリーンショット

 

多くのライダーが高速スピードで落車してしまう。

  • EF Education-EasyPost マーク・バデュン
  • EF Education-EasyPost ディエゴ・カマルゴ
  • Trek-Segafredo ジャコポ・モスカ
  • Trek-Segafredo メルハウィ・クドゥス
  • Trek-Segafredo アントワン・トールク
  • Cofidis ピート・アレハールト
  • BORA – hansgrohe シェーン・アーチボルト
  • BORA – hansgrohe ジョヴァンニ・アレオッティ
  • Jumbo-Visma サム・オーメン
  • Bahrain Victorious ペッリョ・ビルバオ
  • Bahrain Victorious ステューブン・ウィリアムズ
  • Movistar Team ヨハン・ヤコブス
  • Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux ユリウス・ヨハンセン 
  • Alpecin-Deceuninck ダヴィド・ファンデルプール

 

ポローニュでは2年前からBoplanレースバリア

 

ツール・ド・ポローニュでは、2年前からBoplan社のレースバリアを導入しているけど、今回のは簡易版のようにみえる。

完全なレースバリアの様子はE3 Saxo Bank Classicや、フランダースクラッシックのレースで見られる。

 

今回は、残念ながら事故が起こてしまったが、フェンスの設置位置についても十分な検討することが必要だ。とくに、道端が変わるのは高速で走っていると対応が難しい。

ここは、レース主催者、UCIで十分に検討して改善していくしかないだろう。

2022ツール・ド・ポローニュ第1ステージのレース詳細はこちらで。

 

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